中国軍が南沙諸島にステルス機探知レーダー?
22日付米海軍協会web記事は、シンクタンクCSISと商用衛星画像会社「DigitalGlobe」が南沙諸島クアテロン礁の衛星写真を分析したところ、中国軍がステルス機探知も可能な「HF(短波)レーダー」を設置した模様だと報じています...
View Article2021年に戦闘機搭載レーザー兵器デモへ
20日付Defense-Newsは、米空軍研究所(AFRL:Air Force Research Laboratory)などへの取材記事を掲載し、「自己防御用」レーザー兵器デモ試験の2021年実施に向け、複数の企業と協力分担して具体的検討に入っており、今年3月には一部システムの契約を開始し、9月にはシステム融合契約を行う予定だと紹介しています...
View Articleプレゼンスが無いなら長距離兵器を
23日、ハリス太平洋軍司令官が上院軍事委員会で証言し、アジア太平洋リバランス進捗が不十分なことや南シナ海での中国軍の動き、更には朝鮮半島でのサイバー戦対処について語っています。 在韓米軍司令官のScaparrotti陸軍大将も証言した模様で、米韓同盟の「特有のもろさ」を指摘した上で、米韓サイバーチームの協力が重要だと語った模様です...
View Articleカナダ空軍は再びF-35を検討か?
18日、「F-35は購入しない」と選挙戦で訴えて政権を取ったカナダ新政権のHarjit Sajjan国防相が、F-35も選択肢の一つ(「Open」)として選定を再度実施する旨を表明しています カナダは、2010年当時の政権が、1982年から使用しているCF-18の後継機としてF-35購入を一端決定しましたが、会計検査院等から価格見積もりに不備があると指摘され、2012年に同機購入決定が凍結されました...
View Article次期爆撃機LRS-Bは「B-21」
臨時速報です! 26日、James空軍長官が米空軍協会総会で、次期爆撃機LRS-Bの公式名称が「B-21」に決定したと発表し、イメージ図も公表 21世紀最初の爆撃機だからとの理由で「B-21」になったと解説。 なおサブ名称(イーグルとか、ファントムとか)は空軍兵士に公募すると表明 イメージ図の「B-21」が、B-2爆撃機(同じくNorthrop...
View Article空中と水中:両用のハイブリッド無人機UHV
無人だから可能な面白い試み 18日付Defense-News記事は、シンガポール航空ショーで同国企業が、空中と水中の両方で活動する無人機「UHV:Unmanned Hybrid Vehicle」を展示していると紹介しています。 同国の優良企業ST...
View Article米核戦力の維持近代化に超党派の支援か
26日付Defense-News記事が、今後10年間で40兆円以上と言われる米軍核戦力の維持近代化施策に、ばらばら感のある米議会で超党派の理解が広まりつつあると報じています 22日の週に行われた2017年度予算を巡る米議会の公聴会でも、核兵器運用部隊の窮状に理解を示す反応や、「反対派」や「無視派」を説得しなければとの意見が議員から表明された模様です...
View Article米空軍トップ:本格紛争にはReadyでない
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View Article米軍が対ISILでサイバー戦を強化
29日、カーター国防長官とダンフォード統合参謀本部議長が定例会見に臨み、対ISIL作戦で指揮統制系統を分断するようなサイバー作戦を導入し実施していると明らかにしました 事柄の性格上、細部は明らかにしていませんが、「新しく、いくつかはsurprisingなものとなろう」とも表現していますので、とりあえずご紹介しておきます...
View Article5世代機はセンサーで、無人機に弾薬搭載
25日、米空軍のカーライル戦闘コマンド司令官が米空軍協会総会で記者団に対し、第5世代戦闘機のセンサーとしての活用、無人突破型の「弾薬発射航空機」、より小型の戦闘機搭載ミサイルや弾薬について語りました...
View Article米軍が北欧でも演習増加&強化
2月27日付Defense-News記事が、活動を活発化させるロシア軍の動きに対応し、ノルウェーやフィンランドで米軍を中心にした軍事演習や装備の事前集積が活発化しつつあると紹介し、現在実施中の「Cold Response 2016」等について紹介しています 米国防省は2017年度予算案で、欧州における対ロシア体制強化のための「European Reassurance...
View Article米空軍F-35:初期運用態勢IOCへの道
26日、Lockheed Martin社のF-35担当責任者であるJeff Babione氏が米空軍協会総会で記者団に対し、今年8月から12月に初期運用態勢IOC宣言を予定している米空軍F-35Aの準備に関し、「最後のホームストレッチ」にあると述べ、米空軍に必要なものの提供に努力していると語っています...
View Article米空軍パイロットの民間流出問題
1日、米空軍のWelsh参謀総長が下院軍事予算関連委員会で証言し、民間航空分野での操縦者需要が高く米空軍パイロットの流出問題が現実のものとなっていると語りました。また、今後の影響分析や空軍操縦者の養成数増大等々に取り組んでいると説明し、併せて「手当」の増額を求めています...
View Article「Hack the Pentagon」でサイバー脆弱性対処
2日、米国防省のPeter Cook報道官が「Hack the Pentagon」との取り組みの概要を発表し、事前登録したハッカーに指定範囲の国防省システムをハッキングしてもらい、国防省システムの脆弱性把握などに活用する計画を明らかにしました この様なイベントは、その世界では「bug...
View ArticleGoldwater-Nichols法改正の動き加速へ
4日、カーター国防長官は、米国防省や米軍の機構や役割を定めた1986年制定の通称「Goldwater-Nichols法」の改正案を、数週間で段階的に明らかにすると語りました。...
View Articleご指摘「中国は全面戦争を招く日本攻撃はしない」に関し
最近、以下のような要旨のご意見を頂いたり、論調を世間で見かけたりするので、まんぐーすの思うところを綴ってみたいと思います ご指摘や戦闘機企業顧問(空自OB)の論調 (「限定戦争想定論」と称します)...
View Article世界初:6種類の迎撃ミサイルでBMD演習
3日までの約2週間、イスラエル空軍と米軍欧州コマンドが計約3000名を動員した大規模なミサイル防衛演習(2国間演習Juniper Cobra 2016)をシミュレーション環境で実施し、両国から計6種類のBMDミサイルが参加する世界初の試みとなった模様です 米海軍のSM-3搭載艦艇は参加しなかったようですが、本年運用開始予定のイスラエル製「David’s...
View Article全米世論調査:軍事費や空母やF-35削減を支持
メリーランド大学が全米の7000名以上を対象とした軍事費に関する世論調査(全米レベル数値の統計誤差1.4%)を昨年12月から今年1月にかけ実施し、米国民は多くの分野で「modest」な規模の軍事費削減を望んでいるとの結果を発表しています...
View Article発表:中国安全保障レポート2016
4日、防衛省の防衛研究所(防研)が、今回で6回目の発行となる中国の軍事・安全保障動向に焦点を当てた研究レポート「中国安全保障レポート2016」(約60ページ)を発表しました。...
View Article米空軍F-35のIOC見通し:8月はあきらめ?
10日、米国防省F-35計画室長のBogdan中将が講演し、今年8月から12月の間に予定している米空軍F-35の初期運用態勢宣言に関し、先日「5月頃になれば分かるだろう」と発言していましたが、今回は「春か夏には分かるだろう」と、後退を臭わせる表現となっています...
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