カーター長官が2017年度予算案をアピール
2日、カーター国防長官がEconomic Club of Washingtonで9日提出予定の2017年度予算案の概要についてアピールし、「5つの考慮要因」や関心事業への予算配分、更には注目の技術開発等について語りました。...
View Article米空軍が次年度F-35要求機数を削減へ
3日付Defense-News記事は、予算関係筋からの情報として、2017年度のF-35予算要求において米空軍は、当初計画の48機から5機削減して43機に下方修正すると報じています。 同記事は削減理由を、F-35全体の調達機数見直しとは関連付けず、予算枠から致し方ない選択だと表現し、一方で次期爆撃機LRS-Bや空中給油機KC-46Aは計画通りの要求になっていると説明しています...
View Article独軍と蘭軍が装備や人員の共有共用を加速
壮大な実験です(失敗予想に1票投じますが・・・) 4日、ドイツ国防大臣とオランダ国防大臣(両者とも女性)が合意文書に署名し、陸軍部隊や海兵部隊を相手国指揮下に編入したり、輸送補給船を共同使用や運行することなど、全軍に渡る装備や人員の共有共用を進める方向を確認しました。...
View Article無人機を通信遮断で撃退?DroneDefender
1月29日付「military.com」記事は、米陸軍が発見が難しく対処に時間的余裕がない小型無人機対処に様々な手法を検討する中、「DroneDefender」との通信遮断兵器が有望だと報じています。...
View Article改良トマホークや改良対艦SM-6等に投資へ
3日付Defense-News記事は、米国防省が2017年度予算で、移動目標対処能力を付加したトマホーク巡航ミサイルや、対艦能力を付加したSM-6艦艇防空ミサイルへの投資を重視していると報じています カーター国防長官は2日のワシントンDCでの講演で、対ISIL作戦で急速に消費している誘導兵器を補充するため、2017年度予算に$1.8...
View Article海兵隊へ:将来のハイエンド紛争に備えよ
3日、ミラマー海兵隊航空基地を訪問したカーター国防長官は、2017年度予算案の海兵隊関連部分を兵士らに説明し、即応戦力の穂先である海兵隊航空装備の維持整備に重点投資するとともに、将来のフルスペクトラム紛争への備えが重要だと強調しました...
View Article宇宙アセットの防御予算は8割不足?
1月28日、米空軍省のWinston Beauchamp宇宙担当次官代理が講演し、宇宙ドメインを他ドメインと同等に扱う取り組みは始まったばかりであることや、宇宙ドメインの強靭性「resiliency」強化には同盟国等との連携協力が不可欠だと語っています 特に、宇宙アセットの防御への投資が不十分であることの「主張論理」が面白いので、ご紹介します 1日付米空軍協会web記事によれば...
View Article原油安でも米軍需産業に悲観なし
1月30日付Defense-Newsは、業績見積もりに言及した主要軍需産業関係者や研究者への取材記事を掲載し、原油安で混乱する世界経済の中にあっても各社の見積もりが楽観的で、むしろ不安定な世界情勢を受けて新たな投資家が軍需産業に資金を向けるのではないかと推測しています...
View Article早くも2018年度予算へ7項目SPR検討
8日付Defense-News記事は、2017年度予算案が米議会に提出されたばかりのタイミングながら、カーター国防長官がWork副長官に命じて、2018年度予算案検討における「鍵」となる7つの分野について、「SPR:Strategic Portfolio Review」を開始させていると報じています...
View Article米空軍:今後5年間でF-35調達を45機削減
総取得機数の削減には触れず、近未来しか語らない作戦か? 9日、米国防省の2017年度予算案が公表され、米空軍はF-35調達機数を2018年度までに年60機ペースにする計画を断念し、今後5年間の調達機数を当初計画より45機削減すると明らかにしました。...
View ArticleF-35ソフトとALISは「赤信号」
10日、米国防省F-35計画室長Bogdan中将が記者団をオフィスに招いて懇談し、2017年度予算案発表や国防省試験評価部長のF-35レポート発表を受け、F-35開発の現状について語りました。...
View Article米ミサイル防衛庁MDAが次年度予算案を解説
10日、2017年度予算案について米ミサイル防衛庁(MDA:Missile Defense Agency)長官のJames Syring海軍中将は、複雑化する脅威対策に関し、レーザー、宇宙アセット、GBI、THAAD、Aegis Ashore等への投資内容について説明しました...
View Article米空軍幹部:次世代戦闘機は海空軍別々で
12日米空軍の計画部長が、昨年米海軍と共同で検討を開始した2030年代以降を想定した第6世代戦闘機について、海空軍間で求めるものが異なることから、F-35のように共通な機体にはならないだろうと記者団に語りました 第6世代戦闘機は、海軍にとってはFA-18、空軍にとってはF-22の後継となる戦闘機で、海軍が少し先行して選択肢検討分析(AOA:analysis of...
View Article米空軍が「I-Wing」構想を試行へ
10日、James空軍長官が上院の予算関連委員会で、米空軍組織効率化のため議会から提案されていた「Integrated Wing構想」(I-Wing構想)について、空中給油機部隊を対象に2017年度中に立ち上げ、約3年間の試行で種々教訓等を収集すると明らかにしました...
View ArticleLRS-B機種選定:GAOはBoeing訴え却下、でも
16日、米空軍の次期爆撃機LRS-B(B-1とB-52の後継)機種選定に関し、破れたボーイング社が選定要領が不適切だと米会計検査院GAOに訴えていた件で、GAOは100日間の審理を経てボーイングの訴えを却下しました。 しかし訴えを却下されたボーイング社は、裁判所に訴える方向を示唆しており、今後も次期爆撃機LRS-Bには「いばらの道」が待ち構えている模様です 17日付米空軍協会web記事によれば...
View Article米軍事メディアの「心神」への視線
「心神」は無駄遣いで、他の国防投資を犠牲にして日本を弱体化 14日付Defense-Newsが、防衛省が開発して初飛行間近な技術実証機「心神」に関し、日本在住Paul Kallender-Umezu氏の記事を掲載しています。 当然、同記事の見方には、米国軍需産業を意識した姿勢もありましょうし、米国中心の「上から目線」意識も感じられますが、それもまた世界の一般的見方であることも否定できません...
View Article英国防省が太陽光無人機Zephyrを試験へ
17日付Defense-Newによれば、英国防省が太陽光発電で1ヶ月間も高高度を連続飛行が可能な無人機の確認を行い、高高度偵察等に関する運用コンセプト試験を行う模様です 具体的な発表は18日に英国防省が行う模様ですが、確認予定の太陽光無人機は、2010年に14日間の「連続飛行世界記録」打ち立てた機体の能力向上型で、来年中旬には初飛行の予定です...
View Article映像:空飛ぶ砲台AC-130特殊作戦機
機内の弾積み&装填作業が思いっきり力仕事です 本日は、対ISILなど不正規戦に活躍する、米空軍の特殊作戦コマンドが保有する空飛ぶ砲台AC-130ガンシップをご紹介いたします 機内にスペースがある輸送機C-130に機関砲や榴弾砲を搭載し、敵の地上部隊や拠点に対し強力な火力で精密攻撃を行う事を狙いとした機体です...
View Article統合10周年を石破茂・元防衛大臣が語る
17日、自衛隊の統合運用開始10周年を記念する「統合幕僚監部創立10周年記念式典」や「祝賀レセプション」が行われ、統合運用推進に「豪腕」を振るった石破茂・元防衛大臣も招待された模様で、19日付オフィシャルブログでその思いを語っています...
View ArticleF-35整備員確保に米空軍の苦悩続く
12日、James空軍長官がAFA朝食会で講演し、F-35整備員を確保するため、他の空軍航空機の整備に民間業者を活用し、整備員をF-35に移動させる方向だと説明しました 米空軍は当初、A-10攻撃機を全廃してベテラン整備員をF-35部隊建設に投入する計画でしたが、対ISやロシア正面でA-10の重要性が叫ばれ、米空軍はA-10全廃を2022年以降に先送りせざるを得なくなりました...
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