米空軍研究部隊で「offset strategy」確認
3日、work国防副長官が米空軍Wright-Patterson空軍基地を訪問し、国防省が重点施策として取り組む将来の技術優位確保策「Third offset strategy」の最前線研究状況を部分的ながら確認しています 米国防省でWork副長官が主導する同戦略には、「learning systems」、「human-machine collaboration and combat...
View ArticleB-52が「空飛ぶ弾薬庫:Arsenal Plane」に?
カーター国防長官が2017年度予算案ブリーフィングで言及した「Arsenal Plane:弾薬庫航空機」構想(または通称flying bomb truck)について、10日付軍事メディアScout Warriorは、専門家や国防省高官の話からB-52爆撃機がその役割を担うだろうと紹介しています...
View Article極超音速兵器の開発で中国が優位か?
久々に「hypersonics技術」のお話しです 9日、Work国防副長官が米空軍協会のMitchell研究所で講演し、極超音速技術(hypersonics technology)について中国に先を越されており、中国の同技術関連研究施設の充実ぶりを紹介しつつ危機感を訴えています...
View Article「kill chain」から「kill web」へ
14日付米海軍協会web記事が、1日に行われた米海軍技術関連イベントでのミサイル防衛に関する米ミサイル防衛庁(MDA)や米海軍関係者の発言を紹介しています。 日本に新たな提案をしていることを示唆する表現や、表題の「kill chain」から「kill web」への発言もありましたので、ぼんやりした感はありますがご紹介しておきます...
View Articleロッキード幹部が第6世代含む戦闘機を語る
15日、Lockheed Martin社の先進技術部長であるRob Weiss氏が同社イベントで記者団に対し、同社による様々な脅威分析や作戦運用分析の結果を踏まえ、今後の戦闘機に対する投資が如何にあるべきかについて語っています。...
View Article駐米防衛駐在官が尖閣や東シナ海を語る
17日付Defense-Newsが「日本は東シナ海監視を拡大」とのタイトルで記事を掲載し、駐ワシントン防衛駐在官へのインタビューを行っていますのでご紹介します...
View Article地域コマンド司令官に初の女性大将推挙
ロビンソン米空軍参謀総長は実現せず 18日朝、カーター国防長官は、オバマ大統領が現太平洋空軍司令官(兼ねて太平洋軍航空戦力司令官JFACC)であるLori J. Robinson大将を次の北米コマンド司令官に推薦すると発表しました。 ロビンソン大将は、女性で初めて大将として戦闘部隊の司令官に就任した人物ですが、議会で承認されれば、これまた初めて地域担当の戦闘コマンド司令官に就任することになります...
View Article南米と中米でもロシアが反米活動
ロシア軍がシリアから撤退し始めても油断禁物か? 16日現在:露軍のシリア大規模撤退は未確認 その前に中南米のお話を・・・ 10日、米軍南米コマンドのKurt Tidd司令官(海軍大将)がペンタゴンで記者会見し、中米や南米でロシアが活動を戻しつつあり、米国と地域との分断を図っていると訴えました 具体的な中身は不明ですが、地球の反対側でも、ロシアはお盛んなようです! 12日付米空軍協会web記事によれば...
View Article再び:「夢」追求メッセージだけでなく・・・
この季節にはこのメッセージを再び! 「常にドアを明け、チャンスや機会をつかめ」 「予想していなかった道にも備え、臨んでみるべき」 学校の卒業式もほぼ終了し、4月から新たな生活を開始する若い方も多いでしょう。 私自身の過去を振り、希望を抱きつつも不安な思いに駆られている方も多いのでは・・・と思います。...
View Article日本の銀行がカタールの戦闘機購入に融資?
19日付Defense-Newsは、匿名の複数のフランス関係者からの情報として、カタールがフランス企業から購入する戦闘機ラファール24機の頭金約1200億円の全部又は一部を、日本の銀行が融資したとパリ発で報じています...
View Article米企業:30 KW級以上のレーザー兵器が準備万端
15日、Lockheed Martin社が毎年恒例の「Media Day」を開催し、同社が取り組んでいる様々な装備や技術開発についてアピールするとともに、今後の企業成長の鍵は海外市場の拡大だと豪腕女性CEOが語る「ギラギラ感」もタップリのイベントだった模様です。...
View Article米比の基地交渉少し進展も課題山積
22日付米海軍協会web記事は、先週末行われた米軍のフィリピン軍基地へのアクセスを拡大する交渉で、初めて具体的なアクセス拡大基地が決定されたと報じると共に、具体的な使用要領が未確定である事や、スービック海軍基地が含まれていないこと、更には今年予定の大統領選挙に大きく影響を受けるなどの、不安定要素「山盛り状態」をレポートしています 2014年4月、現在のBenigno...
View Article辛辣:米国防省試験評価部長のF-35現状分析
7日、米国政府の各種施策を検証する団体POGO(Project on Government Oversight)が、1月に米国防省試験評価部長(Director of Operational Test and Evaluation (DOT&E))が発表した事業評価レポートのF-35部分の概要を紹介しています。...
View Articleロシア軍が北方領土に地対艦ミサイル配備へ
25日、ロシアのショイグ国防相は国防省内の会議で、クリール諸島(北方領土を含む千島列島)に今年、最新鋭の地対艦ミサイル「Bal:バル」と「Bastion:バスチオン」や、無人機「Eleron-3」を配備すると明らかにしました。...
View Article欧州や中東にもTHAAD配備要求が
22日、米陸軍の宇宙&ミサイル防衛コマンド司令官David Mann中将が記者会見し、韓国へのTHAADシステム配備が継続して議論されているが、同時に欧州軍や中央軍担当エリアからのTHAAD配備要望も有り、これら要望への対応と不測事態対処への備えの両立を検討中だと語りました...
View Article祝復活:EMP効果兵器CHAMPに米空軍が予算を
2012年10月以後「塩漬け」だったCHAMPに動き 23日、Raytheon社は、ボーイングや米空軍研究所と「かつて」開発していた局所的にEMP効果を発生させる兵器を、引き続き開発する約6億円の契約を米空軍と結んだと発表しました。 CHAMPは「Counter-Electronics High Power Microwave Advanced...
View Article米国防省機関見積:KC-46空中給油機は更に遅延
22日付「Bloomberg」web記事は、米国防省の国防契約管理庁DCMAが、米空軍の次期空中給油機KC-46Aの初期納入期限は、契約の2017年7月より遅れ、2018年3月頃に連れ込むだろうと見積もっていると報じています...
View Articleありがちな誤解:中国軍分析の注意点
24日、米議会調査局CRSが「The Chinese Military: Overview and Issues for Congress」とのレポートを発表し、米国で活動する中国ウォッチャーが陥りやすい誤解や誤った見方について注意喚起しています。...
View Article米空軍「Space Fence」の試験レーダー完成
JAXAの天文衛星「ひとみ」の様子がわかりますように! 28日Lockheed Martin社が、宇宙状況監視用の米空軍新システム「Space Fence」の試験用レーダー施設をニュージャージー州で開設したと発表し、米空軍や政府関係者も参加してオープニングセレモニーを行ったと紹介しています 「Space Fence」は、1960年代からVHF帯レーダーを使用して運用してきた「Space...
View Article在シリア露軍が戦力構成転換で強力兵器搬入か
3月31日付Defense-News記事はイスラエル軍関係者等の発言を引用しつつ、3月14日にプーチン大統領が在シリアのロシア軍の主要部分を撤退させると発表したが、役割が減った装備を帰国させる一方で、戦況の推移で必要となった新装備や部隊を持ち込んでおり、強化されている部分があるとの分析記事を掲載しています...
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