中国防省報道官:米海軍は南シナ海で注意せよ
3月31日、中国国防省の報道官が(定例)会見で、米海軍艦艇が南シナ海で「航行の自由作戦」を行っていることや、米比が基地使用に関する合意に達したことに関する質問に対し、「米海軍は注意せよ」と述べたようです このYang...
View Article女性住民との接点:女性特殊部隊兵士の重要性
26日付Defense-News記事が、「Defense-News」の見解ではないと注釈を加えつつ、アフガニスタン女性特殊部隊兵士の活躍と、今後の対ISILへの活用の必要性を主張するRAND研究者の見方を取り上げています...
View Article副長官が宇宙Offset Strategyを語る
3月30日、Work副長官がワシントンポスト紙主催のイベント「Securing Tomorrow」に」で「third offset strategy」について語り、露中が対象だと明言し、核戦争に発展する以前に紛争にケリを付ける技術優位だと位置付け、宇宙における取り組みや「Deep-learning」を活用した情報分析等について言及しています 「third offset...
View ArticleKC-46の給油Boomに問題発生
1日付Defense-News記事は、最近実施された米空軍と航空自衛隊の次期空中給油機であるKC-46Aの給油試験で、給油用Boomに想定以上の「軸への負荷:axial loads」が発生して給油が十分出来なかったと報じ、米空軍とボーイング社が対策を検討中だが、2017年8月期限の初度納入18機に影響を与える可能性を示唆しています...
View Article米国防省が音頭で繊維素材開発の民間連合発足
1日、カーター国防長官は、89もの民間企業や大学や研究機関やベンチャーキャピタル等で構成されるハイテク新繊維素材を研究開発する連合体の発足を発表しました。 MITで講演したカーター長官は、同連合体「Advanced Functional Fabrics of America」を、関連分野で技術を要する選ばれた企業等で編制されたグループだと紹介しています...
View Article米国防省の「Goldwater Nichols法」改正案
5日、カーター国防長官がCSISで講演し、米国防省と統合参謀本部等の役割や位置づけを1986年に定めた「Goldwater Nichols法」の改正案の概要を明らかにしました。...
View ArticleイスラエルF-35は独自装備に独自整備
ALISはミサイル攻撃を受けない国を対象に構築されている 4日付Defense-News記事が、F-35の形態や整備体制について米国防省が厳重に管理しているにもかかわらず、イスラエルが独自のC4や照準システム搭載、機体形状の変更を伴う燃料搭載量の増加、更には機体の大規模修理までを世界ネットワークを離れて独自に実施する方向で調整していると報じています...
View Article温故知新「他国はなぜ米国と付き合うか」
温故知新シリーズ 2010年12月の記事です 「国際関係論」や「安全保障論」の教科書を書くなら、この言葉を引用したいもの・・・ 2010年11月30日に行われた記者会見で、記者からの「wikileaksによる外交電報の漏洩公開が、外国との情報共有に影響があるか」との質問に、ゲーツ国防長官が以下のように答えています。...
View ArticleRAND:台湾よ戦闘機を削減しSAMを増やせ!
RAND「台湾よ戦闘機を削減しSAMを増やせ」 5日付Defense-News記事が、RAND研究所が発表した台湾防空戦力のあるべき姿を研究したレポート「Air Defense Options for Taiwan」の概要を紹介し、結論として、現在約330機保有している各種戦闘機を50機程度まで削減し、浮いた国防予算で地対空ミサイルを増強すべきだと主張している模様です...
View Article米空軍次期戦闘機:航続性能と搭載量が重要
7日、1年間をかけて将来戦闘機を含む「Air Superiority 2030」検討を行ってきた米空軍幹部が米空軍協会で講演し、「第6世代戦闘機」との呼び名は相応しくない、多様なシステムの中の一構成装備だ、航続性能や搭載量がより求められる等と語りました...
View ArticleWelsh米空軍参謀総長は7月1日退役
11日、米空軍等の人に関する施策で複数の発表がありましたのでご紹介します。一つは米空軍参謀総長の退役日の発表、二つには無人機操縦者の処遇改善、三つ目は米国防省のサイバー人材確保難についてです。 それぞれに関連はありませんが、色々な意味で米軍や米空軍が直面している人材面での課題の一側面です 米空軍参謀総長は7月1日退役 ●10日付電子メールで米空軍報道官のChristopher...
View Article米議員による宇宙アセット改革法案
12日付Defense-Newsは、米下院の軍事や宇宙政策に関連する委員会に所属するJim Bridenstine議員(共和党:オクラホマ)が発表した、混雑や競争や脅威が高まる宇宙政策に関する法案の概要を紹介しています。 軍民間の縦割り排除、小型多数衛星への方向変換、衝突防止の民間委託、国産ロケットエンジン使用の推進施策などのアイディアを含んだ法案(American Space...
View Article次の米空軍参謀総長に新たな候補
13日付米空軍協会web記事が、7月1日に退役するWelsh空軍参謀総長の後任候補に、これまでの種々の予想を覆し、現在の副参謀総長であるDavid Goldfein大将が最有力になりつつあると報じています。 人事の鍵を握るであろう、カーター国防長官やWelsh空軍参謀総長の考え方を本件に関する動きで探る興味深い記事ですので、短いですがご紹介します 13日付米空軍協会web記事によれば...
View Article米国防長官の訪印直後に印国防相が訪中へ
12日、インドを訪問したカーター長官は、インド首相や国防相と会談し、軍の後方支援協力の覚書を「数ヶ月後」に結ぶことで内容を大筋合意したと発表しました。 また、昨年6月に合意した「DTTI:国防技術交易イニシアチブ」に基づく、幾つかの新しい装備品開発協力にも合意した模様です。...
View Article米フィリピン国防相協議の結果
米国防省報道官「将来は最新戦闘機(F-22)を派遣する」 14日、インドに続きフィリピンを訪問しているカーター国防長官は、比首脳との会談後に共同記者会見を行い、南シナ海の共同海上パトロールの継続実施、米比共同演習に参加したA-10等航空アセットの継続滞在、米軍指揮統制組織の現地での立ち上げと比軍との訓練を発表しました...
View Article米陸軍が拠点防空システムIFPC開発中
7日付Defense-Newsが、米陸軍が独自に開発中の防空ミサイル発射機MML(多用途発射機:Multi-Mission Launcher)が、巡航ミサイル迎撃試験に成功したと報じています。 MMLは、既存の多様なミサイルを防空用に活用することを目指しており、既に携帯防空ミサイルStingerや攻撃ヘリ搭載Longbow Hellfireの発射も可能となっているようです...
View Article米国防省が議会に無駄な基地閉鎖再編BRAC要求
「Politically Unpopular」な話題です 12日、米国防省が全体の2割以上を占める過剰な基地や施設の再編閉鎖を求めるレポートを議会に提出したことを受け、地元経済等への影響が大きいことから、政治的に反対する議員との間で激しいやりとりが始まっています。 基地の再編閉鎖BRAC(Base Realignment and Closures...
View Articleライス補佐官:空軍士官学校で対ISを強調
14日、人権主義者で有名なSusan Rice安全保障担当大統領補佐官が米空軍士官学校で講演し、1時間あまりの講演のほとんどを対ISIL作戦を語ることに費やしました。 更にその中で、共和党の指名争いで勢いを増すトランプ氏の発言を揶揄しつつ、オバマ政権の取り組みをアピールする「政治臭い」プレゼンだったようです...
View Article潜水艦探知用の無人艇Sea Hunterを本格試験へ
7日付defense-Newsは、米国防省の研究開発機関DARPAが、約2年間に亘る潜水艦探知追尾用の無人艦艇の試験を本格的に開始すると報じています。 150トン級で全長が約40mの「Sea Hunter」との愛称をもつACTUV(発音はactive:Anti-Submarine Warfare Continuous Trail Unmanned...
View Article米軍が対IS作戦の戦力強化と権限委任
20日、対ISIL多国籍軍報道官のSteve Warren米陸軍大佐は会見で、作戦に初めて電子戦機を投入する事やデンマークがF-16等を派遣決定したこと、B-52が対ISIL作戦に初出撃したこと、更に現場の作戦判断がより迅速に出来るように交戦既定を改訂したこと等を明らかにしました 最近、色々なところで米軍が対ISILに優先で取り組む姿勢が明らかになりつつあるような気がします。...
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