米議会がF-22再生産の見積を米空軍に要求へ
19日、米下院が2017年度予算関連の法案を公表し、5年前に製造ラインが廃止されたF-22を再製造する場合の必要経費を見積もるよう、米空軍に要求することが明らかにしました。...
View Article米国防省N03(政策担当)が6月退任へ
22日、カーター国防長官は国防省のN03である政策担当国防次官のChristine Wormuth女史が、2年間の勤務を終えて6月に退任すると発表しました。 Wormuth女史は、国防省に於いて対ISIL戦略立案の担当責任者でした。...
View Articleロビンソン大将「ロシアが最大の脅威」
21日、北米コマンド司令官候補のLori Robinson大将(太平洋空軍司令官)と、欧州コマンド司令官候補のCurtis Scaparrotti大将(在韓米軍司令官)が、各ポスト就任の議会承認を得るため、上院軍事委員会でのヒアリングに臨みました...
View Article東レ製の炭素繊維密輸未遂で中国人逮捕
21日、米国司法省は、中国政府機関のため軍事用に東レ製炭素繊維(carbon fiber)を許可なく不正輸出しようとしていた中国人Fuyi Frank Sunを、おとり捜査により13日に逮捕したと発表しました 同容疑者は2011年から高品質炭素繊維の獲得に活動した模様で、ミサイルや航空機の機体、更には「ガス遠心分離機のローター」等々に中国当局や中国軍需産業が使用する狙いがあったようです...
View Article「東アジア戦略概観 2016」の「第8章米国」を見る
1か月以上前の3月25日、防衛省防衛研究所が今回で20周年となる記念すべき恒例の「東アジア戦略概観2016」を発表しました。2015年1月から12月の間の「地域情勢」や「戦略環境」をまとめたもので、兵頭慎治さんが編集長です...
View Article次の米空軍参謀総長は7歳若返り
噂通り、David Goldfein大将が正式候補に 26日米国防省は、7月1日から就任予定の次の米空軍参謀総長候補者に、現副参謀総長(昨年夏に就任したばかり)であるDavid Goldfein大将を推薦すると発表しました...
View Article米国防省高官:F-35フル試験は1年遅れ
4月26日、上院軍事委員会で証言した米国防省のMichael Gilmore試験評価部長は、F-35が引き続き抱える複数の問題により、完成版F-35の評価試験開始が予定時期より少なくとも半年、恐らく1年は遅れるだろうと語りました...
View Article米海軍も次世代制空検討NGAD開始
21日付の米海軍協会web記事によれば、米海軍幹部が米海軍協会に対し書面で、FA-18やEA-18G後継検討を含む次世代制空検討(NGAD:Next Generation Air Dominance)を今年1月から開始していると明らかにしたとのこと 次世代の制空は戦闘機一つでで考えるのではなく「a family of NGAD...
View Article中南米の麻薬対処にB-52やB-1爆撃機も
4月15日James空軍長官は、カリブ海や中南米で麻薬密輸取り締まり対策を強化するため、B-1やB-52等の大型機を派遣する事を具体的に検討していると明らかにしました。...
View Article対露で東欧3か国が連合旅団創設へ
4月25日付Defense-Newsは、ウクライナ大統領が中心になり、ルーマニアとブルガリアとともに3か国で連合陸軍旅団を編成する話が本格化していると伝えています 上記3か国に先立ち、既にウクライナ、ポーランドとリトアニアで同じく陸軍連合旅団を設立することが合意されており、2017年には戦闘態勢を確立することになっています...
View Article米空軍研究所に将来空軍戦略検討チーム設置
4月20日付米空軍web記事によれば、米空軍Materiel Command(AFMC)のPawlikowski司令官が、米空軍研究所(AFRL)内に全米空軍から有識者を集めたチームを編成し、今後20年を見通した「戦略開発計画:strategic development planning」を行うと発表した模様です 同検討チームは、米空軍が過去1年かけて実施した「Air Superiority...
View Article6月までにモスル奪還戦力を確保する
先週4月26日から28日にかけ、米国防省高官や米軍幹部から、対ISILに対する作戦強化を巡る発言が相次ぎました。 ライス大統領補佐官が対ISIL作戦ばかりを空軍士官学校で語り、国防長官が次期空軍トップ人選で対ISIL作戦への対応を重視したと伝えられる中ですので、フォローしておきます モスルとラッカの分断やサイバー戦の強化など、色々な作戦について語っていますので・・・ 27日カーター国防長官は...
View ArticleWork副長官:次期政権と第3の相殺戦略を語る
2日、Work副長官がAtlantic Council主催のイベントで「第3の相殺戦略:Third Offset Strategy」について語り、その中で来年1月に新政権へ移行後どうなるかについて言及したようです。...
View ArticleCNAS:国防長官は改革を内部に浸透すべき
4月29日付Defense-NewsがCNAS発表のレポート(28日公開)を紹介し、カーター国防長官が進める技術革新や関連の企業連携に関し、ワシントンDC以外の組織との関係構築は良いスタートだが、肝心の国防省内への説明や意識改革が不十分で、このままでは改革全体が懸念されるとしています...
View Article元祖ステルスF-117を約50機飛行可能で保管中
知りませんでした・・・!! 6日付米空軍協会web記事によれば、現在もネバダ州砂漠の中にある米国の試験飛行場の中で、約50機のF-117が「必要なときには再利用可能な状態」で空調管理された屋内で保管されている模様です。 そしてこの措置を命じた2007年の法律を廃止する提案が下院軍事委員会からなされ、成立すれば、「航空機の墓場」として知られるアリゾナ州の基地にF-117が移される可能性がある模様です...
View Article民間宇宙企業の視点も交え宇宙演習
3日付米空軍web記事が、4月23日から28日の間に行われた米戦略コマンドによる宇宙演習「GLOBAL LIGHTNING 2016」を紹介し、特に衛星運用を行う民間企業の関係者が参加したことで、提示された状況の診断や対処がより実戦的に行えたとの関係者コメントを紹介しています...
View ArticleALISにはバックアップ装備が無い!?
4月27日付Defense-News記事が、F-35の自動兵站情報システムALISのサーバー構成に関する米会計検査院の懸念(4月のレポートで指摘)、つまり「ALISサーバーには予備が無く、サーバーの故障でF-35は飛行できなくなる可能性がある」に関して取り上げています...
View Article米軍内の「性的襲撃」は依然高水準
5日、米国防省が2015年度の米軍内における「性的襲撃:Sexual Assault」状況をまとめた報告書を発表し、前年度より2%減少したとの数字を紹介しつつも、多くの課題が残されていると明らかにしています。 本報告書は、国防省の性的襲撃防止・対応室のCamille...
View Article米国防省の推薦:宇宙戦書籍「Ghost Fleet」
4日付Newsweek誌電子版が、米国防省の推薦図書となった宇宙戦を描写した書籍「Ghost Fleet」を取り上げ、中国やロシアの宇宙戦への取り組みや、米国の対応について紹介しています。...
View Articleわずか12㎏の兵器搭載地上ロボット
Risk the Dogo; not personnel 8日付Defense-News記事が、イスラエルの小企業が開発したわずか12㎏で武器発射可能な地上走行ロボット「Dogo」を紹介しています。 前線兵士が持ち運べ、多少の悪路や障害物に対応可能で階段も登れ、この大きさで14発の9mm弾をカメラ照準で遠隔操作発射できる優れものです。...
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