無人潜水艇で北極海を重点調査
2日付DODBuzzが、米海軍研究所(ONR:Office of Naval Research)研究者へのインタビュー記事を掲載し、米海軍が北極海の「氷の縮小」を把握するため、無人潜水艇(underwater drone)等を用いて精力的な調査を行っている様子を紹介しています...
View Article米陸軍だけは中国軍との交流継続促進
4日、CSISで講演した太平洋陸軍司令官Vincent Brooks大将は、中国軍と米海空軍の軍事交流が中断・足踏み状態にある中でも、米陸軍と中国軍の軍事交流に関しては特に指示も無く、発展方向で継続していると語りました 米海軍と空軍は、中国軍機と接近した際の基本ルールを中国側と固めることを最優先とし、その他の交流は「一時中断」状態にあるようです...
View Article対IS作戦での米空軍等の活動
2月27日、James空軍長官とWelsh空軍参謀総長が下院の予算小委員会に出席し、対IS作戦における米空軍等の活動状況や、作戦全体に占める空軍の重要性について語りました 特にISR要求が急増しており、米空軍全体の資源配分をどうするかに遡っての議論になりつつある様です 断片的な内容ですが、対IS作戦は色々と話題になりそうですので、基礎情報としてご紹介します 2日付米空軍協会web記事によれば...
View Article映像「B-2爆撃機についてあなたが知らない5つの事」
本日は、現存する唯一の大型ステルス機B-2爆撃機を紹介する映像です 当初は100機ほど生産する予定だったものが、価格高騰で20数機しか製造できなかったという「反面教師」でもある機体です ステルス性と長距離爆撃能力、更に20トンもの兵器を搭載できる能力を備えた世界唯一の兵器システムで、映像では1機1600億円と紹介しています 「B-2爆撃機についてあなたが知らない5つの事」...
View Article対ISは強固でなく緩やかな連帯で
7日付Defense-Newsが、2日の週にイスラエル研究者達が実施した「ISとイラン間の情勢緊迫」を想定したシミュレーション検討会を紹介し、従来の敵と味方の概念が通じない新たな危機の中で、イスラエルはアラブ諸国と柔軟に協力して行かねばならないとの検討会の教訓を紹介しています...
View Article次期爆撃機LRS-Bは「cost-plus」契約で
4日、米空軍省のLaPlante調達担当次官補が下院軍事委員会で次期爆撃機(LRS-B:long range strike-bomber)契約について語り、次期空中給油機KC-46Aのような「固定価格契約:fixed-price contract」にはならないだろうと語りました...
View ArticleF-35は能力不十分で運用開始へ
6日、米空軍戦闘コマンド司令官のHerbert Carlisle大将がペンタゴンで記者団に対し、2016年後半(8月から12月の間)に初期運用能力IOCに達する予定の米空軍用F-35は、現有戦力が可能ないくつかの能力を発揮出来ない状態だろうと語りました 議会と米空軍との間で紛糾しているA-10全廃問題に絡み、特に地上部隊支援の攻撃能力(CAS能力)がソフト開発の遅れで不十分だと指摘されているようです...
View Article次世代制空を考える米空軍のCCT
これまで、2030年代を見据えた「制空」を米空軍が検討することや、軍需産業と早い段階から情報交換を行って先端技術を装備に取り組む米空軍の新たな姿勢をご紹介してきましたが、それを具体化するような米空軍検討チームが立ち上がるようです 米空軍のCCT(Capability Collaboration...
View Article米国連大使「欧州よ、もっとPKOに」
9日、米国のSamantha Power国連大使が欧州連合EUのシンクタンクである「Friends of Europe」(在ブラッセル)で講演し、イラクやアフガンでの経験を活かし、欧州諸国はもっとPKO任務に参加すべきだと語りました 上記主張は、9月にニューヨークで予定の国連総会でオバマ大統領が持ち出す模様で、当然日本にも「矛先」が向いてきそうな気がするのでご紹介します...
View Article露とNKが今年を「友好の年」に
11日、ロシア外務省は2015年を北朝鮮との「year of friendship:友好の年」にすると発表しました。 またロシア外務省は、北朝鮮政府と各種の文化交流事業を開始することに合意し、北朝鮮との関係を「新たなより高いレベルに引き上げる」とも発表しています 11日付Defense-Newsは ●北朝鮮との「year of...
View Article映像:あなたが知らない負傷者の救助空輸
「・・についてあなたが知らない5つのこと」シリーズで、本日は「Med-evacs」(Medical Evacuation:負傷者の緊急救助空輸)を取り上げます 実戦を経験していない自衛隊がその重要性を理解できず、「戦闘機にだけ投資」しているために大きく遅れている分野の一つです...
View Article中国の戦勝70周年軍事パレードに絡め
9日付「世界潮流を読む 岡崎研究所論評集」は、習近平中国が実施すると発表している久々の軍事パレードに絡めて、今後の中国や日中関係の動向に関する視点を提供しています 「50周年軍事パレードの際はこうだったが、今回はこうかも知れない」、また「今後の外交日程から、このあたりがポイントのなりそう」など、今後の情勢を見る「つぼ」を紹介する論考ですので、ご参考まで紹介します...
View Articleなぜ米海軍は追加でFA-18が必要か?
12日付Defense-Newsは、最近になって米海軍が、一端調達を終了したFA-18の追加調達(2~3個飛行隊:24~36機)を模索し始めた理由を解説しています。...
View Article中国軍特殊部隊は支援戦力不足
12日、元北京&香港駐在の米国武官だった中国軍事専門家が講演し、中国軍の特殊部隊は訓練や物資は充実しているが、その作戦を支える輸送や火力支援能力が不十分で弱点となっている、と語りました。 同講演は中国の軍事・安全保障問題を専門に扱う会議で行われ、つまり「その道の専門家」の集まりでの発言ですので、断片的ながらご紹介しておきます 16日付米空軍協会web記事によれば ●12日、Jamestown...
View Article悲劇:国産ステルス戦闘機「F3」開発報道を嘆く
17日付産経新聞web(Sankeibiz)は、日本政府が航空自衛隊の戦闘機「F-2」の後継機となるステルス戦闘機「F-3」(仮称)を開発する方針を固めた報じ、左藤防衛副大臣のインタビューなども掲載しています。 直接的には、「ステルス機用の強力なエンジン(推力15トン)の開発にめどがつき、国内技術だけで高性能戦闘機を製造できる見通しが立った」ことが引き金になったようです。...
View Article米国防省が電子戦検討会を立ち上げ
17日Robert Work国防副長官は、「電子戦計画検討会:electronic warfare programs council」を立ち上げ、ケンドール国防次官とWinnefeld統合参謀副議長とともに検討委員長として活動すると発表しました 同検討会は、2年前に国防科学諮問委員会(Defense Science...
View Article「夢」追求メッセージだけでなく・・・
「常にドアを明け、チャンスや機会をつかめ」 「予想していなかった道にも備え、臨んでみるべき」 学校の卒業式もほぼ終了し、4月から新たな生活を開始する若い方も多いでしょう。 私自身の過去を振り、希望を抱きつつも不安な思いに駆られている方も多いのでは・・・と思います。...
View Article衝撃(笑)の自衛隊公式スマホゲーム配信
「ついにここまで来たか」の感が漂います・・・ 防衛省webサイトのとあるページに・・・ →http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/jcollection/ 自衛隊公式スマホゲームアプリ お家を守って装備を集めろ 自衛隊コレクション(Jコレ) 指一本で簡単操作、自衛隊公式アクションゲームアプリ 更新情報:2015.03.19 iOS版アプリを公開いたしました!...
View Article別世界:ドイツが今後5年間国防費6%増へ
別世界の話のようですが、ドイツの話です 20日付Defense-Newsによれば、メルケル首相率いるドイツ政府は、今後5年間2019年まで、安全保障環境の変化に対応するため、国防費を6.2%増加させることを承認したようです。...
View Article驚愕:米国防省で写真展:WW2時の米中軍事協力
やるな中国・・・ 首相の70周年談話検討に強烈なジャブ1発! 18日ペンタゴンで、第2次大戦中の米軍と中国軍の協力関係を示す写真展「National Memories」の開幕式典が行われ、デンプシー統合参謀本部議長のほか、中国での米軍指揮官の子孫や在米中国武官、この写真展実現に努力した謎の中国人「Zhang...
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