ドイツが国防費増強プランを打ち出すも・・・
10年計画でGDP比を1.2から1.5へ・・・ 連立与党内でも不協和音が既に・・・ 5日付Defense-Newsは、ドイツ政府が米国から強く迫られている国防費増加要求に対応し、攻防増強の10年計画を明らかにしたと報じ、5年後には国防費を現在のGDP比1.2%から1.5%まで引き上げる野心的なものだと表現しています。←写真左はドイツの女性国防大臣...
View Article攻防の両方で超々音速兵器対応が話題に
国防省担当次官:探知センサーを宇宙に 米陸軍は遅くとも10年以内に同兵器を保有 4日、ミサイル防衛関連のイベントで米国防省のMichael Griffin研究開発担当次官やMDA長官が、超々音速兵器の重要性を強調して、その使用にも対処にも宇宙配備のセンサーが不可欠だと訴えました。...
View Article米空軍輸送コマンドに女性司令官誕生!
しかも、予備役中将から大将に昇任して配置 7日、米空軍輸送コマンド司令官にMaryanne Miller大将が就任し、同コマンドが1992年に創設されて以降初めての女性司令官となりました。 またMiller司令官は、予備役から大将に昇任して空軍メジャーコマンド司令官に就任する初めてのケースとなりました...
View Article米空軍情報部長が再び中露の技術開発脅威を
5日、米空軍情報部長VeraLinn Jamieson空軍中将が軍事関連団体主催のパネル討議に陸海海兵隊の情報部長と共に登壇し、中国とロシアの軍事技術開発投資をよく観察し、それぞれが米国や西側のどの部分で優位に立とうとしているかを見極める必要があると語りました。...
View Article米海軍トップ:グレーゾーンでの戦いに備えよ
日本ではよく聞く「グレーゾーン」ですが 米海軍幹部の口から聞くのは初めてかも・・・ 5日、米海軍人トップのRichardson海軍大将がDefense News主催のイベントで講演し、本格紛争に至る前のグレーゾーン段階(areas short of open warfare)での対応の重要性を強調し、米海軍は全ての段階の紛争において勝利しなければならないと語りました...
View Articleあの国防省のヨーダにインタビュー
12日付Foreign Policy誌web版が、国防省のONA(Office of Net Assessment)室長を40年以上勤めて2015年に引退したAndrew Marshall氏(96歳)へのインタビュー記事を掲載し、この年齢になっても国防省の現状を憂いつつ、9月に予定する新財団設立への思いを語る御大のご様子を紹介しています...
View ArticleJASSMの更なる射程延伸版「XR」契約
JASSM、JASSM-ER、対艦版LRASMに続く「XR」 防衛省が2018年度予算で要求したJASSMの話です 13日付米空軍協会web記事は、米空軍が昨年からロッキードに検討を依頼していた長射程空対地ミサイルJASSMの更なる射程延伸バージョンについて、約55億円の本格開発契約を結んだと伝えています...
View Article米空軍2トップが戦力大増強と原点回帰を訴え
17日、米空軍協会年次総会で米空軍長官が、半年かけて様々な将来分析を行った結果、2030年までには飛行隊数を25%増して386個にし、併せて必要な人員を4.5万人増強する必要があると明らかにしました。 また翌18日には空軍参謀総長が、各飛行隊は不十分な装備や基地環境に展開しても行動可能な体制、つまり派遣遠征部隊(expeditionary...
View ArticleDARPAが新たなAI取組方針を示す
7月の「Artificial Intelligence Exploration initiative」に続き 7日、DARPAのSteven Walker長官が創立60周年記念シンポジウムの閉会あいさつで、「AI Next initiative」と題したAI研究開発の5か年計画開始を発表し、総額約2200億円を投入すると説明しました。...
View Article10月納入予定のKC-46にまだ重要不具合5つ
最近の最終テストで2件追加の惨状・・・ 17日付Defense-Newsによれば、米空軍の3大優先事業ながら、既に1年半以上の納入遅延となっている次期空中給油機KC-46Aに関し、最終段階の試験で更に追加で2件の「category-1」(最重要レベル不具合)が発見され、積み残しの3件の「category-1」と併せ、計5件の重要課題を抱えていることが明らかになりました...
View Article予算の7割を占める維持費削減の革新に新組織
この闇の世界に2年間の試行で斬り込み! 21日付米空軍協会web記事は、米空軍のWill Roper調達担当次官が、予算の70%を占めながらこれまでその削減に投資してこなかった反省から、維持費削減分野での「革新:innovation」を追及する新組織「RSO:Rapid Sustainment Office」を立ち上げると発表しました...
View ArticleアマゾンCEOが米空軍首脳を諭す!
失敗のコストが高ければ慎重に、それ以外は迅速に!? 要求値とコストのトレードオフを考えよ 19日、米空軍協会総会で講演した世界一の富豪でアマゾンCEO、そして同時にロケットエンジンベンチャー「Blue Origin」創業者のJeff Bezos氏が、米空軍首脳や関連専門家等に対し、今話題の「宇宙」に関する取り組みや、迅速な意思決定の重要性について語りました 会場の聴衆は、ロケット企業ULAがBlue...
View Article米軍F-35が実戦に初参戦
海兵隊F-35Bが強襲揚陸艦からアフガン地上目標を 岩国配備のF-35Bが初実戦投入を担いました(たぶん) 9月27日、米中央軍海軍は、中東に展開中の公海上の強襲揚陸艦Essexから発進した米海兵隊のF-35Bが、アフガニスタン内の地上部隊を支援するため障害除去作戦を行い、作戦は成功したようだと声明を出しました。この作戦は現地27日朝行われ、米軍F-35による初の実戦投入になりました...
View ArticleT-38後継T-Xにボーイング製を選定
9月27日、ボーイング社は昨年12月に提案要求書RFPが示され本格化していた米空軍次期練習機の機種選定で、米空軍がボーイングとSaab共同チーム案を採用を決定したと発表しました...
View Article米空軍がマルチD指揮統制演習を11月に
とても問題意識の高い演習でコンセプト追求! 19日、米空軍が11月5日の週に計画するマルチドメイン指揮統制指揮所演習の担当である准将が講演し、初めの同種演習となる「Doolittle Series」演習について、米空軍協会総会で説明しました。...
View Articleスイスが戦闘機&SAM選定で国民投票へ!?
地方自治では直接民主主義があると聞いていましたが・・・ 9月28日付Defense-Newsは、スイス政府が2020年を目途に、次期戦闘機と防空ミサイルシステムの選定に関し、スイス独特の国民投票にかける方向にあると紹介しつつ、過去に国民投票で戦闘機機種選定が否決された過去がある事から、様々な手法が検討されていると報じています...
View Article無人機操縦者の状況改善か?
部隊の半数が若手というアンバランス・・・ 9月28日付米空軍協会web記事が、約2年前から進められている米空軍無人機操縦者の勤務体制改善計画(CPIP:The Culture and Process Improvement Plan)の成果について、断片的ながら無人機部隊関係者の発言から紹介しています...
View Article中国海軍艦艇が米軍艦艇に40mまで警告接近
状況写真がリークされる別の面での「深刻な」状況も マティス長官は慎重な姿勢ながら・・・ 写真の左側が米海軍艦艇です 9月30日(日)朝8時30分ごろ、南シナ海の南沙諸島Spratly Islands近くの海域を「航行の自由作戦」の一環で航行していた米海軍ミサイル駆逐艦USS...
View Article露が欧州サイバー攻撃なら米がサイバー反撃も
NATO国防相会議に合わせ露をけん制 3日から4日にかけ行われたNATO国防相会議に先立ち、米関係者からロシアをけん制する発言が相次ぎ、欧州でロシアへの脅威が深刻に意識されてる事が改めて浮き彫りになりました。...
View Article中国製無人攻撃機が中東で増殖中
それにしても米国製にそっくりです! 3日付Militarytimesは、最近中東地域で急速に目撃情報が増加中の中国製の無人攻撃機の状況を報じ、人道的な観点から米国が攻撃型の輸出を制限する中で、中国がそれなりの性能と低価格を武器に30機以上の無人攻撃機CH-4(MQ-1級)を中東に輸出し、多数の国と同機輸出を交渉中だと伝えています...
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