米空軍が新ISRロードマップ決定
PEDの時代ではない、SIASに向かう 2日、米空軍情報部長のVeraLinn Jamieson中将らが空軍協会ミッチェル研究所で会見し、非公開の米空軍ISRロードマップ「Next Generation ISR Dominance Flight...
View Article宇宙に物資を保管し必要時に迅速配布
2日、米空軍輸送コマンド(AMC)のCarlton Everhart司令官が記者団に対し、 将来のAMCの在り方を考える一環として、必要時に迅速に物資を世界各地に届けるため、宇宙空間に物資を保管して直接提供する方式を関連企業と議論し始めたと語りました。 まだまだ「コンセプト段階」、「infancy...
View Article平和教信仰から距離を置きたいあなたに
オバマ大統領(当時)は「核なき世界」ビジョンでノーベル平和賞を受賞した際、2009年12月の受賞スピーチで「核なき世界」には一切触れず、冷徹な国際社会の現実を語り、そして地道な努力の重要性を訴えた・・・ 毎年、広島や長崎に原爆が投下された日、そして終戦の日が近づくと、日本のメディアから目をそむけたくなります。...
View Article2018年「中国の軍事力」レポート発表
長らく夏休みをいただきました・・・ 16日、米国防省が議会報告を義務付けられた中国の軍事力に関する報告書「Military and Security Developments Involving the People’s Republic of China 2018」を発表しました。...
View Articleトルコとの現場レベル共同は継続中
本日の写真は、F-22の欧州展開関連です 13日、トランプ大統領が2019年度予算(10月1日から使用)に署名し、改めて2020年度宇宙軍創設に意欲を示してその重要性を訴え、併せてF-35のトルコへの輸出を一時停止する条項にも触れて「トルコとの関係は良くない状態にある」と言及する一方、トルコのエルドワン大統領は同日、「米国に背中から刺されたようなものだ:」と反応するなど、不穏な空気が漂っています...
View Article米国務省高官が怪しげな露衛星を指摘
なぜ外交官が最初に公にしたのか??? 14日、スイスのジュネーブの国連本部で行われた軍縮会議で、米国務省のYleem Poblete軍縮担当次官補が、2017年10月に確認されているロシア衛星の奇妙な行動を取り上げ、「明らかに問題となる展開だ」と発言しました...
View Article報道:次の統合参謀本部議長が空軍から!?
19日付Wall Street Journal電子版が、来年退役予定のDunford統合参謀本部議長の後任候補に2名の空軍大将(他にMark Milley陸軍参謀総長も)が上がっていると報じ、その二人をGoldfein空軍参謀総長(1959年生)とHyten戦略コマンド司令官(1959年生)だとしています...
View Article英国防相:いまこそ大戦略が必要な時
中国を見習え 戦略議論がなされない現状に危機感 7日、米国を訪問中のGavin Williamson英国防相がワシントンDCのAtlantic Councilで講演し、聴衆からの大戦略の必要性や重要性に関する質問に答え、回答が難しい質問だが素晴らしい質問だとし、NATOや西側諸国の首脳や関係者間で行われている議論が、あまりに日々や目の前の事象にとらわれすぎており、もっと時間をかけて大戦略(grand...
View Article女性戦闘機パイロットに幸あれと願いつつ・・・
「男女関係なく、後輩たちの手本となるパイロットになりたい」 航空自衛隊は24日、松島美紗2等空尉(26)を女性で初めての戦闘機(F-15)パイロットに正式任命しました。 松島2尉は横浜市の出身で、2014年に防衛大学校を卒業後、航空自衛隊の操縦者養成コースに進んでいました。2016年にパイロットのライセンスを取得するとF-15戦闘機操縦課程へ進み、同課程を修了したようです。...
View Articleミサイル防衛見直しMDRはまだなのか?
21日、米上院議員がマティス国防長官に書簡を送付し、ますます複雑になる多様なミサイル脅威と関連する新たな技術への投資を判断するためにも、取りまとめが遅れに遅れているミサイル防衛見直し(MDR:Missile Defense Review)作成を急ぐよう要求しました。...
View Article米空軍の整備員不足は今年中に解消!?
数字の上では・・・質は伴わず・・・ 将来に向け、異なる整備方法を検討 20日、Goldfein空軍参謀総長が米空軍協会機関紙のインタビューに答え、2016年半ばから問題となっていた航空機整備員不足について、2018年末までには数的な不足は穴埋め可能だろうと述べました...
View Article空軍トップが運用開始2年のF-35を語る
もちろん空軍トップが批判するはずはありませんが・・・ 20日付米空軍協会web記事がGoldfein空軍参謀総長へのインタビュー記事を掲載し、F-35に関する空軍トップの現時点での評価を紹介しています...
View Article同盟国とのMD情報共有の課題はサイバー
新しい太平洋空軍司令官の初海外視察は、横田基地の弾道ミサイル防空システムだったとか 8月6日から7日にかけ、新しい太平洋空軍司令官Charles...
View Article日本に提示:F-22機体にF-35システム搭載案
F-22ベースの機体にF-35システムを搭載する提案! 8月30日付Defenseone記事が関係筋の話として、ロッキード社が航空自衛隊や米空軍に対し、F-22の機体ベースにF-35のシステムや最新のステルス技術を搭載する案を提示していると報じています。 2017年夏ごろまで、米空軍内では次世代戦闘機をイメージするようなPCA(penetrating counter...
View Article艦載無人給油機MQ-25はボーイングへ
米空軍KC-46に続き、海軍給油機も・・・ 8月末の各種報道で、米海軍初の無人艦載機で空中給油機のMQ-25製造企業が、企業選定の結果ボーイング社に決定と報じられました。 約900億円の契約はMQ-25の設計開発と試験及び最初の4機の価格が含まれたもので、6年後の2024年に初期運用態勢を達成する計画の下に結ばれます。そして総経費約1.5兆円で72機のMQ-25を導入する全体像の計画です...
View ArticleRANDが米航空戦力量を分析評価
8月末、RAND研究所が4つ将来シナリオを前提として必要航空戦力量を分析し、「Is the USAF Flying Force Large Enough?」とのレポートにまとめて発表しました。 結論として平時の「飛行禁止ゾーン維持」から朝鮮・ベトナム戦争パターンまで、全ての将来シナリオで航空戦力が不足し、単に戦力の派遣期間を延長するような措置では対応できないし、長期的に犠牲が多いと結論付ています...
View Article米海軍F-35のIOCは最低半年遅れ
F-35Cが空母で他機種と初の混合運用試験も 27日、空母艦載型F-35の空母運用試験第1段階を開始したリンカーン艦上で、米海軍F-35担当の少将が会見し、本来計画では8月中にF-35Cの初期運用態勢IOC確立を宣言する予定だったが、来年2月以降にずれ込むと明らかにしました...
View Article米空軍の文書や報告削減中間報告
8月29日、米空軍長官と空軍参謀総長と空軍先任軍曹が連名で全空軍兵士宛にレターを発簡し、昨年から24か月計画でスタートした「文書削減取り組み:Publication Reduction Initiative」の状況を紹介しています...
View Article60周年DARPAの戦略重点4つを語る
スプートニクショック1957年を契機に創設され60年 5日、DARPA60周年の記念シンポジウムで、DARPA長官の Steven Walker氏が講演し、将来の60年間を見据えた「4つの戦略的必須事項」(four strategic imperatives)について語りました。...
View Articleグリーンランドに中国企業進出狙いで情勢複雑化
ちょっと複雑ながら、世界の縮図か・・・ ↓ ↓ ↓ 北極圏進出にグリーンランドを狙う中国 米国の重要軍事拠点グリーンランド 旧植民国デンマークと独立目指す自治領グリーンランドの対立 トランプが欧州に関税で欧州住民の米国離れ 欧州の米国離れを促す中国の情報戦 7日付Defense-Newsが、Atlantic...
View Article