情報収集機RCやOCやWC-135の維持がピンチ!?
オープンスカイ条約飛行の遂行率64%の惨状 対するロシアは達成率100%なのに・・・ 2日付Defense-Newsが、米空軍の特殊情報取集を担当するネブラスカ州Offutt空軍基地所属のRCやOCやWC-135の維持がピンチで、2016年以降だと500回の任務が機体トラブルでキャンセルされ、2015年以降だと12回に1回の割合で任務を断念する事態に至っていると紹介しています...
View Article化学生物兵器を無効化するX線爆弾開発!?
開発の第2段階へ入った模様 6月14日付Dailymail電子版が、少なくとも2015年から企業と開発契約を結んで米国防省が進めている生物化学兵器を無効化する「X-ray bomb」開発について報じ、第2弾の開発フェーズ契約が2017年に締結され、2018年7月から2年間の契約活動が開始されるとのことです 記事は兵器を「X-ray bomb」と表現する一方で、「Directed Energy...
View Article宇宙に特化した世界空軍トップ会議を
協力して宇宙ドメインに取り組み姿勢は理解も 負担共有を狙った米軍の戦略着々とも考えられ・・・ 10日、Goldfein米空軍参謀総長がDefense-Newsの単独インタビューに応じ、今年に入り等に活発になって生きている同盟国等の宇宙ドメインへの巻き込み(外交的には「協力強化」と表現)について語り、その一環(まんぐーす邪推)として宇宙ドメインに特化した世界の空軍参謀総長会議の開催を提案しました...
View ArticleロッキードPAC-3MSE受注増でウハウハ
需要急増で生産能力2倍に、そして更に・・・ 生産効率アップで単価低下につながるか? 11日付Defense-Newsが、各種ミサイル脅威の拡散を受け、導入国が急速に増加しつつあるロッキードマーチン製のPAC-3ミサイルシステムについて、導入国増加だけではなく、弾薬備蓄を積み増す国も増えたことから、最新の「PAC-3 MSE」の生産能力を2倍にしつつあり、近い将来更に能力拡大を図る方向だと報じています...
View ArticleB-52パイロンに大型兵器搭載検討!?
今後30年間しっかり仕事してもらうため 対中国を視野に置きつつ第1歩 10日付DODbuzzは、米空軍B-52のライフサイクル管理センターが6月に関連企業に向け「RFI:request for information:情報提供要求」を公表し、同機の翼下に現在の4倍の大型兵器を搭載可能にする基礎調査を開始したと報じています...
View ArticleF-35主要装備の再選定始まる
運用開始して間もないが、設計開始後の時間経過を考えると遅いとも言える・・・ 10日付Defense-Newsがロッキード社F-35部品調達担当Eric Branyan副社長へのインタビュー記事を掲載し、同機のコストダウンのため、重要装備品である電子戦や通信航法識別、更には全周監視センサー融合装置DAS調達先に競争原理を導入すべく、競合企業への情報収集を開始したと報じています...
View Article日米陸軍がRIMPACで艦艇撃沈
Archipelagic Defenseはものになるのか? 米陸軍の熱が冷めかけているとの懸念も・・・ 20日付Defense-Newsは、米海軍の新型対艦ミサイルである「Naval Strike Missile」を、米陸軍が陸軍車両を発射機としてハワイの陸地から発射し、90㎞沖合の戦車揚陸艦を撃沈したと報じ、日米陸軍が共同開発してきた「島嶼防衛:Archipelagic...
View ArticleF-16人気復活で生産ラインを移設再開へ
まだ第4世代機の需要は確実にあります バカ高い5世代機よりも・・・ 18日付米空軍協会web記事は、ロッキード社関係者が、「F-16V Block 70」を新たに購入決定した国が今年に入り2か国も現れたことを、「着目すべき驚くべきF-16への需要復活」との表現で語っていることを紹介しています...
View Article2018年半期で既に昨年の武器輸出額越え
単純じゃないようですが、トランプ大統領さまさまか? でも、貿易戦争で先行きに不安も 18日、米国防省国防協力庁DSCAのCharles Hooper長官(中将)は英国のファーンボロウ航空ショーで、2018年上半期の武器輸出額が既に2017年全体額を突破したと発表し、トランプ政権が武器輸出を国家安全保障促進剤ととらえ、外交施策推進にも良いと判断して積極推進する姿勢を強調しました...
View Articleマティス長官トルコへのF-35制裁に大反対
トルコを排除すれば、F-35部品等調達が大混乱に・・・ 23日付Defense-Newsは、2019年度予算案を審議している議会に対し、マティス国防長官が書簡を送り、ロシア製SAM購入の動きや米国人牧師の拉致関連で米国との関係が悪化しているトルコについて、いろいろ問題はあるが、共同開発国であるトルコをF-35計画から排除すると部品調達等で大きな問題となると訴えています。...
View ArticleボーイングがF-15X開発に大乗り気!?
F-16に根強い人気がある中、F-15企業も・・・ 19日付Military.comは、F-15シリーズを製造するボーイング社幹部の話として、国際的にF-15シリーズの能力向上型F-15Xへの期待と関心が高まっていることから、FA-18 Super...
View Article米国防省の兵站&調達次官が改革を語る
中露に近い、ここからはソフトを買うな企業リストとか 7割以上の調達関連の決済を部下に権限委譲し迅速化とか 初期型F-35の早期退役も視野に検討とか 7月27日、国防省の調達&兵站担当次官であるEllen Lord女史が記者団と懇談し、...
View Article米空軍情報部長が露中のAI野望を語る
AIが将来を決すると認識し、中露は共に、AIで世界制覇を 26日、米空軍情報部長であるVeraLinn Jamieson中将が空軍協会朝食会で講演し、中国とロシアが軍事技術革新やAI(人工知能)の軍事分野への応用を重要課題ととらえている様子を、「中国は膨大な資金を。ロシアは大きな野望を」 と表現して説明し、危機感を訴えました...
View Articleついに:米空軍輸送コマンドが操縦だけパイロット募集へ
7月21日、米空軍輸送コマンド司令官Carlton Everhart大将が、パイロットの民間への流出防止対策の一つとして、空軍パイロットが嫌うデスクワーク中心の「幕僚ポスト」 に従事しなくてもよい人事的配慮の希望者を募集すると明らかにしました...
View Article米会計検査院が米軍のF-22活用法を批判
19日、米会計検査院GAOが監査レポートを発表し、米空軍がF-22を領空保全任務や海外への「Show of Force」任務に活用していることにより、機体の持つ優れた能力やステルス性を発揮する訓練が不十分で、結果として税金で購入したF-22がその能力を発揮する体制になっていないと指摘しました...
View Article着々と米空軍が仮想敵飛行部隊を民間委託へ
17日付米空軍協会webが、欧州米空軍司令官のTod Wolters空軍大将へのインタビュー記事を掲載し、米空軍が保有してきた敵戦闘機を訓練で演じる部隊を民間委託する動きが着実に進んでいる様子を紹介しています 米空軍で「Red...
View Article新しい宇宙軍の国防省概要案
国防省独自で可能な宇宙担当メジャーコマンド、調達機関、そして統合部隊の編成に着手か 7月31日付Defense Oneが、国防省が議会と最終調整している「宇宙軍」の概要と今後の動きに関する計画案を入手し、2018年末までに議会承認が必要な新たな宇宙軍創設法案準備を行い、それに先立ち国防省独自に可能な宇宙専従の「new combatant command」と「new space-procurement...
View ArticleRIMPACでバンドウイルカが機雷探知に成功
8匹のイルカが参加、全ての訓練用機雷を発見したとか・・ 7月30日付Military.comは、実施中の世界最大の海洋演習であるRIMPAC2018において、米海軍が訓練してきたバンドウイルカ(Bottlenose dolphin)が、海底に敷設された機雷を発見する演習を行い、演習で準備されたすべての機雷を発見したと報じています このイルカの育成は、米海軍の「Space and Naval...
View Article米軍の士官昇任システム大幅変更へ
階級昇任の時間経過縛りを緩和 一定期間で昇任しなくても退役の必要なし 高いスキルを持つ民間人の相応階級での採用可能に 1日、米上院が2019年度の国防授権法(defense authorization bill)を可決したことにより、長らく改正の必要性が叫ばれてきた米軍士官の昇任システム規定(1980 Defense Officer Personnel Management Act, or...
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