東欧中東戦線でのロシア軍電子戦を概観する
要素技術では西側がリードも、露軍に追いつくには長年必要 4日付C4isrnetがロシアの電子戦能力や現状について、Center for Naval AnalysesのSamuel Bendett分析官にインタビューした記事を掲載し、東欧や中東シリアにおいてロシア軍が電子線分野で何を行っているかについて紹介しています。...
View ArticleGAOがF-35計画に再び警告
いくら警告しても、問題発生を阻止する意思なし・・・!? 5日付で米会計検査院GAOがレポートを発表し、F-35に対し再び警鐘を鳴らしています。...
View ArticleUH-60ヘリの後継を狙うV-280
盛りすぎて中止の過去の悪夢に悩まされつつ 18日、ヘリコプター製造大手のBell社が、米陸軍の中核輸送人員輸送&救命救助ヘリであるUH-60の後継を意識した、FVL(Future Vertical Lift)計画の技術実証機の一つであるV-280 Valorの機動性デモ試験を行います。...
View ArticleJSTARSの後継に地上戦闘管理システムABMSへ!?
利益誘導政治屋の横やりで難航も・・・ その本質的ねらいを見極めたい 6日Wilson米空軍長官が、2020年代半ばから後半に退役予定のJSTARS(E-8C)の後継装備として、同機が配備されているジョージア州Robins空軍基地の地上に、世界中のセンサー情報を融合して状況把握を可能にする次世代先進戦闘管理システム(ABMS:next-generation Advanced Battle...
View ArticleでもやっぱりトルコへF-35!?
国の威信や安全保障より、軍需産業政策か それともやっぱりトルコが大事?・・・ トルコが米国人牧師を拘束し、防空をNATOに依存するトルコがロシア製地対空ミサイルS-400(通称F-35殺し)を購入しようと、予定通りトルコ用F-35の1番機は、6月21日に引き渡されるようです。...
View Article魚雷にも目標情報の途中注入を目指し
ターゲティング情報の伝達手段は課題のようですが とりあえず射程の延伸から・・・ 13日、米海軍研究室(ONR)がMark 48魚雷の射程延伸に向けた推進エンジン効率向上の契約を、 Aerojet Rocketdyne社と結んだと発表ししました。...
View Article米軍の死者の7割は非戦闘中
不断からの安全教育や事故防止対策が重要です! 1日、米議会調査局(CRS)が、2006年から2018年5月7日までの米軍の死者数15851名に関する統計を発表しました。 いろんな見方がありますが、一般の方にとって意外なのは、戦闘行為(その作戦行動に至る移動過程での発生も含む)に関するものは全体の28%で、それ以外は非戦闘行為による死者だということでしょう。...
View Articleトランプの宇宙軍創設は早くても数年後
トランプ「宇宙軍を創設する。空軍と同レベルの軍だ」 マティス「議会が合衆国法典の規定改定に同意したら」 空軍長官「空軍の諸君、すぐに何かが変わることはない」 18日、トランプ大統領が副大統領が委員長を務める「National Space Council」で演説し、米空軍から宇宙部門を独立させ、陸海空海兵隊、沿岸警備隊と同列の「宇宙軍:space force」を6つ目の軍として創設すると宣言しました...
View ArticleKC-46Aの1番機納入が約1.5年遅れと公式発表
素直に喜べない印象です・・・ 20日、米空軍とボーイングが、最近まで納期を巡り言い争いを続けてきたKC-46Aの初度18機の納入計画を発表し、1番機を今年10月に、残りを2019年4月までに納入すると明らかにしました。 KC-46Aの初度18機のオリジナル納入プランでは、2017年春に1番機、残りを2017年夏までに納入することになっていましたので、約1年半の遅れとなります。...
View Article2017年世界の核兵器数の動向
世界の92%を占める米露の削減で総量削減 しかし、中、印、パキ、恐らくNKは増加 19日付Defrense-Newsは、SIPRIが発表した世界各国の核兵器に関するレポートを紹介し、米露が保有する核兵器数は新START条約に沿って削減されたが、中、印、パキ、NKは増加したと取り上げています...
View ArticleNATO事務総長:NATOの将来に保証はない
21日、英国首相と会談を終えたNATOのJens Stoltenberg事務総長はロンドンで講演し、北大西洋条約NATO同盟の重要性を戦略的利益と表現する一方で、同条約の永続性を保証するものはないと語り、欧州と米国の間の溝の拡大に危機感を示しました...
View Articleフィリピン軍が装備近代化第2弾を
20日、フィリピン国防省報道官は、ドゥテルテ大統領が国防装備近代化の5か年計画「Horizon 2」を承認したと発表しました。 この5か年計画は、2018年から2022年を対象とし、陸海空軍の装備等近代化に約6000億円を投入する計画で、WW2時代の兵器が今も残るフィリピン軍を、同国を取り巻く複雑な安全保障環境に対応する能力強化を狙うものです...
View Article中国無しRIMPAC開始でマルチドメイン化へ
米指揮官「中国の行動はRIMPACの全目的に反する」 6月28日、約1か月にわたる世界最大の海洋演習RIMPAC2018の開始イベントが開催され、同演習を主宰する米国を代表してJohn Aquilino太平洋海軍司令官が、冒頭の言葉や「中国不在でもほとんど変わりはない」と語るとともに、演習のマルチドメイン化を進めると表明しました...
View Article米空軍幹部:露製S-400対処には陸軍の協力を
27日、米空軍戦闘コマンドのMike Holmes司令官が記者団との朝食会で講演し、トルコやサウジが購入を試みて話題の「F-35キラー」との異名を持つ防空ミサイルシステムS-400について、その長射程が懸念事項であり、対処には陸軍装備によるマルチドメイン対応も視野にあると語りました...
View Articleエネルギー兵器での米国防省の国際協力
6月25日、米国防省の統合エネルギー兵器推進部長であるLawrence Grimes氏は、中国やロシアがライバルとして強力になりつつある中で、米国の国際協力によるエネルギー兵器開発がより一層重要になると語りました そして具体的国名を挙げ、特定分野で米国より優れた技術レベルにある国との協力が、極めて重要だと語っています...
View Article韓国国産戦闘機KF-Xデザイン画公開
なんと欧州製の空対空ミサイル搭載の図です! 29日、韓国の国防調達庁DAPAが、初期設計段階PDR(preliminary design review)を終え、次のCDR(critical design review)に進むことになった国産の次期戦闘機KF-Xのイメージ図を公開しました。...
View ArticleB-21爆撃機は順調なようです
初期設計段階から設計審査へ 25日、米空軍の緊急能力造成室(RCO)のRandall Walden室長が米空軍協会ミッチェル研究所で講演し、 その開発状況が秘密のベールに包まれているB-21 Raider次期爆撃機について、淡々とプロセスを踏んでいる様子を語りました...
View Article在韓米軍司令部が70㎞南へ移動完了
兵士28000名がソウル周辺から南下脱出 費用の9割を韓国支出のプロジェクト完成 6月29日、新しい在韓米軍司令部(兼ねて米韓連合司令部と国連軍司令部)ビルの開所式典が行われ、従来の南北軍事境界線から30㎞しか離れていないソウルにあった在韓米軍の主要施設が、約70㎞南の「Camp Humphreys」を大幅拡充した新施設群に移動しました...
View Article米軍がサイバー懸念で市販UAV使用禁止
国防副長官の指示で。背景は不明で憶測が 6日付米空軍協会web記事や各種報道によれば、5月23日にShanahan国防副長官が米軍に「国防省監察官から市販無人機のサイバーリスクの把握が不十分との指摘を受けたため、対策を行うまで市販無人機の使用を停止せよ」と指示した模様です...
View Article横田基地で新型C-130輸送機が本格稼働
HからJ型への更新は新型機導入並みの能力向上 6日付米空軍協会web記事が、4月にC-130輸送機のH型からJ型への機種更新を終えた横田基地のC-130部隊(374輸送航空団)の様子を紹介し、J型の優れた能力を取り上げています。...
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