中国の対艦弾道ミサイルは脅威か?
12月号の米空軍協会機関誌が「China’s Carrier Killer: Threat and Theatrics」との記事を掲載し、中国A2ADを語る際に必ず登場する「空母キラー」の異名を持つDF-21D対艦弾道ミサイル(ASBM)の脅威について、「Theatrics:はったりやポーズでないか」冷静に考えようとの意見を紹介しています...
View Articleカーター副長官退任:当面は女性が代行
2日、カーター国防副長官の退任行事がペンタゴンで 公式には3日が最後の仕事日だそうですが、実質これが最後の活動と成った模様です。行事にはヘーゲル国防長官やデンプシー統合参謀本部議長等々の主要幹部が出席し、2度のペンタゴン勤務で合計11名の国防長官を支えたカーター氏の送別に、陸軍軍楽隊も花を添えたようです。...
View ArticleADIZ部分:4日の国防長官と統参議長会見
4日の国防長官と統参議長会見(防空識別圏の部分) 防空識別圏の撤回を求める日本は、完全にハシゴを外されました! 会見の冒頭発言では、ペンタゴン内部組織の合理化(2割の人員削減等)に関し、ヘーゲル国防長官が国防省高官に示した「8つの指示」の説明がありましたが、これに関しては質問が無く、いきなり中国との関係について質問が飛びます。...
View Article韓国が米軍中古ヘリを購入へ
3日、米国防省の国防安保協力庁DSCAが発表したところによると、在韓米陸軍が使用しているCH-47D輸送ヘリ14機を、韓国軍に151億円で売却するとのこと。 米軍は同型ヘリの発展型であるCH-47Fを導入開始しており、新型機の導入に伴い順次古いD型機を韓国軍に売却する。これに付随し、米軍が在庫として保有している「T55-GA-714A」エンジンを韓国に提供する...
View Article潜水艦射出の無人偵察機試験に成功
5日、海軍研究所(NRL)が発表したところによれば、今年8月に潜水艦のミサイル発射装置から燃料電池駆動の無人ISR機を射出する初の試験が行われ、数時間の飛行の後、予定通り地上基地で回収されたとのこと。...
View Articleヘーゲル長官のペンタゴンOSD縮小計画
4日、ヘーゲル国防長官が会見を行い、ペンタゴン勤務スタッフの2割削減に向けた具体的計画を明らかにしました。 ヘーゲル長官は、このスタッフ削減を統合参謀本部や主要軍司令部組織にも実施させ、よりフラットな組織を目指しているとこれまで発言してきましたが、具体的検討を前空軍長官であるドンリー氏に依頼していました。 理由は、空軍長官だったドンリー氏のみが、スタッフ削減に在任中しっかり取り組んでいたからです。...
View Articleスクープ:謎の無人機RQ-180とは?
6日付 Aviation Weekがスクープ記事として、米空軍の発注を受けてNorthrop Grummanが開発中の無人機RQ-180について報じました。 既に今年初飛行を終え、2015年までには運用を開始するとの見通しが示されており、米空軍「Rapid Capabilities Office」の監督の下、成熟した技術を使用して開発期間を局限する手法が採用されているモノと考えられます。...
View Article陸上自衛隊:南西諸島で生き残り主張?
中澤剛1等陸佐(陸自:研究本部)による「米国のアジア太平洋戦略と我が国防衛」との論文が東京財団のwebサイトに掲載されています。 恐らく、同財団上席研究員で元研究本部長の元陸将・山口昇氏の推薦による「陸自の組織防衛」作戦の一環でしょう...
View Article米空軍が士官候補生を内通者に!?
「スパイ映画のような話だ。私は数十件の犯罪を明らかにして貢献したが、問題になった途端、彼らは私を見放した」 1日付のColorado Springs Gazetteが、米空軍警察OSI(Office of Special Investigations)が米空軍士官学校の学生を「内通者」として活用し、士官学校内の犯罪等の操作に活用していたと報じ、4日付で米空軍やOSIがこれに反論する騒ぎと成っています...
View Article東京財団が防衛大綱等議論に提言
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View Article大前研一:日本の農業や漁業の変化
久々の経済情報です 11月4日号の雑誌プレジデントに、大前研一氏の「驚きの名案は、疑り深い人間から生まれる」とのエッセーが掲載され、ネット社会でも自分の足で調べないと気づかない事例として、全国を取材して歩いた際にタクシー運転手から聞いた話等を紹介しています...
View Articleシンガポールが新潜水艦2隻を契約
2日付Defense-Newsは、シンガポール国防省が11月29日にドイツ製「Type 218SG」攻撃型潜水艦の発注契約書にサインし、2020年に受領する予定だと報じています...
View Article2年間だけ強制削減緩和へ?
12日、米議会下院でPaul Ryan議員やPatty Murray議員らが提出した 2014年度と15年度予算で強制削減を緩和する議案が可決され、上院へ送られました。 しかし、可決した下院でも賛成333票に対し94票(共和62票、民主32票)の反対票が出るなど否定的な見方も多く、来週(16日の週)上院で可決されるかは予断を許さない模様です。...
View Article米海軍No2に黒人女性がノミネート
13日、米海軍はMichelle Howard海軍中将が海軍トップのグリーナート作戦部長(CNO:Chief of Naval Operations)を支える米海軍No2の副作戦部長(VCNO)に推挙されたと発表しました...
View Article岡崎研究所の厳しいオバマ政権評価
最近の岡崎研究所は、Wedgeサイトで連載している「世界潮流を読む 岡崎研究所論評集」で、繰り返しオバマ政権のアジア政策、特に対中国姿勢に極めて厳しい評価を与えています。 「政権のレーム・ダック化」、「定見のなさ」、「求めるのは無駄」、「内容のある発言は期待できなかった」等の表現が連日のように飛び交い、日米同盟重視で保守本流の岡崎研究所とは思えぬほどの明確な批判ぶりが続いています。...
View Article韓国がイラクへ軽攻撃機24機輸出へ
12日、バクダットで行われた調印式で、韓国KAIがイラク国防省と24機の練習機・軽攻撃機T-50IQを生産売却する契約を結びました。契約には機体価格1100億円と25年間の維持整備及び教育契約1000億円が含まれている模様です イラクには、2016年から17年に納入されるようです...
View Article米露国防相が初のテレビ会議&SS-26配備
16日、ヘーゲル国防長官とSergei Shoigu露国防相が初めてテレビ会議を行いました。本年8月の国防相会談で合意されたモノで、米国防省報道官がその概要を公表しました 新たな一歩ですが、初のテレビ会談の中身はそれほど友好的ではなかった模様です 米国防省発表の会談概要は ●(欧州の)ミサイル防衛、シリア、サイバー安全保障、IED(簡易仕掛け爆弾)対処等の多様な議題が取り上げられた...
View Article35歳になったF-18はどこへ?
10日、ボーイングが製造して米海軍や海兵隊が使用しているFA-18ホーネットの「35歳」を祝う式典が、米海軍のPatuxent River航空基地で行われました。 現在も米軍だけでも電子戦型機のEA-18G を含め600機近い機体が活躍し、現計画ではトータル800機の調達が計画されているようです...
View Article英霊にリース飾りを捧ぐ
14日、アーリントン墓地の約14万3千の墓石に、寄付とボランティアに支えられた「リース飾り」が供えられました。 この行事は、今回で22回目を数えるイベント「Wreaths Across America」として行われたモノで、小雪ちらつく寒さの中、数千人の一般ボランティアが参加しました 本イベントの発起人で、自ら「リース飾り」製造会社(Worcester Wreath Co.)を経営するMorrill...
View Article恒例:米空軍NORADのサンタ大追跡カウントダウン!
恒例のクリスマス特別企画! 米空軍が本年もサンタクロースの大追跡を!! →http://www.noradsanta.org/ 日本時間の12月24日午後4時スタート予定です・・ ご参考:2012年のサンタ大追跡の模様は →http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-12-18-1...
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