東南アジア3主要国が共同海洋パトロールへ
13日、マレーシアの空軍基地で、マレーシア、インドネシア、フィリピンの3か国が協力し、同3か国で囲まれた「スールー海:Sulu Sea」の航空機による共同パトロールを開始する式典が開催され、同海域を通じて海賊行為や活動家の移動を行ているISISやイスラム過激派の警戒を強化することになりました このTAP(Trilateral Air...
View Article米空軍F-35がアジアデビューで韓国到着
隠密の韓国移動に成功したようです・・・ 20日、米空軍のF-35が韓国のソウル空港に到着し、同空港で17日から22日まで開催されている「Seoul ADEX 2017:ソウル国際航空宇宙国防展示会」に展示機として参加すると米空軍が発表しました。...
View Articleハリス司令官の後任は史上初の空軍幹部か!?
20日付Defense-Newsは、来年5月で就任3年目を迎え、来年夏には退役が予期されるハリス太平洋軍司令官(海軍大将)の後任者候補として、同コマンド初の空軍人司令官が誕生する可能性を複数の関係者からの情報として報じています その最有力候補は、現在同コマンド内で太平洋空軍司令官を務めるTerrence...
View Article欧州国軍の象徴か:ドイツ潜水艦が全艦使用不能に
冷戦後、放置・削減してきてた国防投資が生んだ惨状か 20日付Defense-Newsは、ドイツ海軍が最近購入したばかりの潜水艦に15日に発生したトラブルにより、欧州の中核を担うドイツが保有する6隻の潜水艦が全て運用不能に陥ったと、その情けない状況を報じています...
View Article米空軍がJDAMや精密誘導兵器増産へ
17日、米空軍省調達室の軍事副室長Arnold Bunch中将が米空軍協会朝食会で講演し、精密誘導兵器である小口径爆弾SDBに続き、JDAMの増産に向け関係企業と鋭意調整中であると明らかにしました。...
View Article2つの話題から:露とアジアの関係を見る
20日付Defense-Newsが、ロシアとフィリピン、およびロシアとインドの軍事関係に関する記事を2つ掲載し、トランプ政権がゴタゴタし、中東やアフガン問題に手を取られ、北朝鮮問題に悩まされる中、ロシアがアジアに手を伸ばしている様子を紹介しています...
View ArticleGAO:F-35の維持整備基盤は最大6年遅れ
11月から12機のF-35が6か月間嘉手納に展開するとのニュースが話題ですが・・・ 23日付Bloombergは、同社が入手した米会計検査院GAOが取りまとめ中のF-35関連文書の案を紹介し、米国防省はF-35購入数を維持するのに必死で、維持整備体制構築まで手が回らず、必要な部品の入手や機体整備体制が遅れており、機体の非稼働率が高まってると報じています...
View Article米国防長官と統参議長の韓国訪問
空母3隻が西太平洋に集結で騒がしいですが、米軍事2トップの韓国訪問を、落ち着いて見てみましょう。 25日に2トップはフィリピンでのASEAN国防相会議に参加し、ダンフォード統合参謀本部議長は26日に韓国に到着、下で紹介する記者への発言を行い、27日の韓国軍参謀総長の空軍大将と毎年恒例のMCM(Military Committee...
View Articleやっとアジア太平洋担当の国防次官補候補が!?
28日付Defense-Newsは、まだ候補者ノミネートも行われていなかった国防省のアジア太平洋次官補(assistant secretary of defense for Asian and Pacific affairs)に、15年ほど前に同ポストを補佐する次官補代理を務めた経験を持つRandall Schriver氏が推薦されるだろう、とホワイトハウスがその意図を発表したと報じています。...
View Article海兵隊が輸送艦からロケット弾発射試験
10月22日、米海兵隊の揚陸輸送艦Anchorageに搭載した車両搭載ロケット弾発射機(HIMARS)からロケット弾で、約70㎞離れた陸上目標の攻撃に成功したようです。 実験は、20日から加州沖で実施れている米海軍と海兵隊の共同着上陸作戦演習「Dawn Blitz...
View ArticleあのX-47B製造企業がMQ-25から撤退
米軍需産業界に衝撃! X-47Bで空母艦載無人機開発をリードしてきたNorthrop Grummanが撤退表明 10月25日、Northrop Grumman社(NG社)のCEOであるWes Bush氏が会見し、10月初めに米海軍から公式発刊された初の空母艦載無人機で空中給油を主任務とするMQ-25の提案要求書を検討した結果、要求に答えられない可能性があるとして提案を辞退すると発表しました...
View Article米国防省幹部:有事には在日米軍戦闘機は分散後退
緊急アップ:米国防省高官ブリーフィング 中国と紛争に至ったら、「在日の米軍戦闘機は、地域の10以上の島々に分散後退させる」 10月31日付ハワイ発Defense-New記事は、複数の国防省高官(The officials)がダンフォード統合参謀本部議長のASEAN国防相会議から韓国訪問に同行した記者団に対し、対中国を中心に情勢ブリーフィングを行った様子を紹介しています...
View Article国防革新評議会:2025年にAIで中国に負ける
1日、米国防革新評議会(DIB)の議長でグーグル幹部であるEric Schmidt氏(AlphabetのCEO)が、CNASのAI関連イベントで講演し、昨年国家AI戦略を発表して精力的に取り組む中国が、2025年には国家戦略もない米国を追い越し、2030年にはAIで世界を支配すると警告しました...
View Article米議会見積:今後30年で核兵器予算は140兆円
10月31日、米議会の予算検討室CBOが、現状の政府計画で今後30年間に核兵器の維持開発にどれだけ予算が必要かの見積もりを公表し、近代化に約45兆円($800 billion)、維持と運用に約90兆円($400 billion)など、計約140兆円が必要だと分析しています...
View Article米軍:北の核兵器破壊には地上部隊侵攻しかない
米軍統合参謀本部 「北の核兵器や関連施設の完全破壊には地上部隊侵攻が不可避」 7日付米空軍協会web記事は、国防省が議会に提出した約4500億円の北対処を中心とする追加予算要求案に絡めて、統合参謀本部が議員の質問に回答とした書簡を紹介し、米国防省が想定している表題を含む対北朝鮮作戦の推定様相を紹介しています...
View Article中東第2のF-35購入国はUAEか?
4日付Defense-Newsがイスラエル支局長執筆の記事を掲載し、米国が中東でのイスラエル軍事力優位を維持するために拒んできた、イスラエル以外へのF-35売却につながるF-35能力等の説明をUAEに対して行う方向に変化しつつあると報じています...
View Article意味深なグアム島への弾薬10%追加備蓄
10月18日付米空軍web記事が、グアム島のアンダーセン基地発の情報として、8月後半からの約5週間をかけ、24時間体制で追加弾薬のアンダーセン基地への搬入を行い、結果として同基地保管の弾薬を10%増加させたと、「ひけらかすように」報じています...
View Article中国海軍が画期的空母推進装置を開発!?
中国海軍が3月に予言していたのはこれか? 9日付Defense-Newsが香港紙を引用し、中国海軍の研究開発チームが、従来の交流電力を用いた推進装置ではなく、画期的な直流電力を用いた艦艇推進システムの開発に成功し、3隻目の中国国産空母に搭載して電磁カタパルト(EMALS)装備が可能になると報じています...
View Article米空軍のパイロット不足が更に悪化
9日、Wilson米空軍長官とGoldfein米空軍参謀総長が記者団に対し、「米空軍の現状」とのブリーフィングを行い、2016年度末段階で約1500名不足していた米空軍パイロットが、2017年度末(9月末)で約2000名不足に悪化していると訴えました。...
View Article人気の係留型小型無人ヘリドローン
10月13日付Defense-Newsは、米陸軍協会総会の会場で注目されていた「Hoverfly」社の係留型小型無人ヘリドローンを取り上げ、CEOである Rob Topping氏の話から、その有効性と活用法について紹介しています 無人機の有用性はこれまでも紹介して来たところですが、同社の係留型UAS(unmanned aircraft...
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