米空軍は操縦者だけでなく整備員も不足
9日、米空軍司令部の作戦部長Mark C. Nowland中将が下院軍事委員会で証言し、約3400名不足している航空機整備員不足に対処するため、当面の間、戦闘行動に関わる飛行部隊優先でベテラン整備員を配置し、その他の部隊には民間の契約整備員を配置する等の措置で2020年まで乗り切ると説明しました...
View Article2021年までに自己防御用レーザーを戦闘機に
7日付米空軍協会web記事は、ロッキード、ボーイング、ノースロップグラマンの3社が分担して取り組む、戦闘機搭載用の自己防御レーザー兵器(SHiELD)に関し、米空軍研究所AFRLが最後のロッキード社分の契約を結んで3社すべてとの契約を終え、2021年の搭載試験に向け本格的に動き出すと報じています...
View Article将官OBによる政治と軍事の関係を考える意欲作!
「政軍関係:Civil Military Relations」を考える意欲作! タイトル「軍人が政治家になってはいけない本当の理由」は筆者の本音か、編集者の人寄せキャッチフレーズか? 「東京の郊外より」を読む参考文献としても是非!...
View Article米議会が倍増以上の米本土ICBM防衛ミサイルを要求
17日付Defense-Newsは、米議会が米国防省とミサイル防衛庁MDAに対して、北朝鮮やイランからの大陸間弾道弾ICBMに対処するため、2021年末までに最大104発のICBM迎撃ミサイルGBI(Ground-based interceptors)を配備するよう、配備場所の検討等々を行いよう求めるレポートを作成したと報じています このレポート「The conference report of...
View Article米空軍が新たな時代に向け3つの取り組み
17日、米空軍参謀総長直属チームリーダーであるChance Saltzman准将が講演し、「マルチドメイン環境」に対応する将来米空軍を創造する取り組みの3本柱について語りました。 正確には「Multi-domain command and control...
View Articleロシアのベラルーシ大演習を振り返る
22日付Defense-Newsは、今年の9月中旬に実施されたロシアとベラルーシの共同演習「Zapad 2017」を振り返り、危機感を募らせる隣国エストニアの軍情報部長の見方を中心に西側の分析を紹介しています。...
View ArticleF-22がアフガン作戦に初出撃!
アフガンへの空爆数が2012年以降で最高に そんな中、F-22まで駆り出されてPGMを 少し前の19日と20日、F-22がアフガニスタンで初めて作戦活動に参加し、過激派の資金源撲滅作戦の一環として、麻薬製造工場や研究施設と疑われる建造物を、精密誘導爆弾である小口径爆弾(SDB:small diameter bombs)で攻撃しました...
View Article米陸軍が装甲機動戦闘車MPFの選定開始
21日、米陸軍が歩兵部隊用の装甲機動戦闘車の選定見向けた提案要求書を発出し、12台の試験用試作車制作を求める2社を2019年度当初(2018年9月から11月の間)に決定するための機種選定作業がスタートしました この装甲機動戦闘車(MPF:Mobile Protected...
View Article継続中の戦いの犠牲者の名を海兵隊記念碑に
21日、米海兵隊のRobert Neller司令官が、アーリントン墓地の近くに設置されている海兵隊戦争記念碑(通称Iwo Jima Memorial)の補修・改修事業が実施されるのに合わせ、これまでの慣例に関わらず、まだ終了していないアフガニスタンとイラクでの戦いの犠牲者の名を記念碑の基礎部分に刻銘すると明らかにしました。...
View ArticleDARPAが地下での戦いに情報提供要求
27日付C4ISRNETは、米国防省最上位の研究機関であるDARPAが先週、地下や洞窟やがれきの下とのコミュニケーション手段や地下での航法手段やセンサー技術についての情報提供要求(request for information )を、軍需産業や研究機関等に対して求める要求を発出したと報じています...
View Article25年の沈黙破り:米空軍最大の給油量を誇る基地
なんと、8月28日付DODBuzzは、同UAEの基地に米空軍部隊が所在して活動していることを、米国とUAEが協議の上、25年間の秘密主義を改め、公にすることにしたと報じています 25年前に米空軍が同基地で活動を開始し、2002年1月25日に第380派遣航空団が同基地に編成されて15年、何が契機となったかは不明ですが、公にするそうです...
View Article男性器を大空に描いた海軍操縦者が処分へ
動画撮影者のように、笑い飛ばしてくださいね・・・ 11月16日、米国北西部ワシントン州の青空に、近傍のWhidbey Island海軍航空基地を飛び立った空母艦載電子戦機EA-18Gが、巨大な男性器を描きました。 地元の多くの人が目撃し、スマホで撮影したと思われる写真や映像があっという間に拡散し、地元テレビ局もすぐに取り上げ、あっという間に全米の話題になりました...
View Articleロシアとエジプトが相互軍用機乗り入れへ
11月30日付Defense-Newsは、ロシア政府がエジプトへの武器売却や軍用機の相互乗り入れ等を含む合意文書を承認し、その案文をロシア政府のwebサイトに公開したと報じています。 11月29日には、ロシアのSergei Shoigu国防相がカイロを訪問し、両国の軍事技術協力会議に出席しており、この軍事協力を強化する合意文書の最終的な詰めを行ったものと解釈されています...
View ArticleF-35:ソフト開発遅れでギャップ埋める誘導爆弾導入へ
ソフト開発遅れでJDAMとSDBが搭載できず、穴埋めに緊急調達 1日米空軍は、レイセオン社とレーザー誘導爆弾「GBU-49 Enhanced Paveway II」をF-35に搭載する契約を結んだと発表しました。 移動目標に対処するための精密誘導爆弾をF-35で使用できるようにする契約ですが、要するにソフト開発が遅れていて、もっとも効率的で前線で使用されているJDAMやSDB(Small...
View Article米海兵隊は射程400nmの火力を目指す?
10月後半に米海兵隊が、揚陸輸送艦に搭載した車両搭載ロケット弾発射機(HIMARS)からロケット弾で、約70㎞離れた陸上目標の攻撃試験を行ったと過去記事でご紹介しましたが、米海兵隊は「戦いの場にたどり着くために戦う」必要性から、更なる長射程火力の強襲揚陸艦や輸送艦への搭載を検討しているようです...
View ArticleA-10を映像と5つの視点で学ぶ
お馴染み「映像と5つの視点で学ぶシリーズ」で、米空軍で唯一対地攻撃に特化した作戦機であるA-10攻撃機を取り上げます。 何回かご紹介したように、米空軍は1976年から運用を開始しているA-10を早期に退役させ、その任務をF-35に引き継がせる計画を立てていましたが、中東での対テロ作戦で大活躍しているA-10を破棄するとは何事かと米空軍OBや議会から大反対が起き、2020年以降まで活躍しそうな勢いです...
View Article太平洋軍司令官が危機感とACEを語る
1日、RANDやCSIS等が共同開催した「West Coast Aerospace Forum」で、O’Shaughnessy太平洋空軍司令官が講演し、西太平洋地域の戦略環境が米国にとって急激に厳しいものとなっており、新技術や新コンセプトの導入が急務であるが、当面は現有戦力や既計画分でしのぐしかないと語りました...
View Articleカナダが中古の豪州FA-18購入へ!?
8日付Military.comは、老朽化が進むカナダ空軍CF-18を補完するために、カナダ政府が中古の豪州空軍FA-18を購入する方向にあるとの報道を受け、新造FA-18売込みを見込んでいたボーイングが「決定を尊重する」との声明を発表したと報じています。...
View Article古豪U-2偵察機部隊が装備改革を先導
U-2飛行隊長 空軍参謀総長は言った「飛行隊長として即応体制を維持せよ。しかし空軍の回答を待っているようでは任務成功はおぼつかない」...
View Article温故知新シリーズ:JASSM-ER
温故知新シリーズ:JASSM-ER 防衛省が2018年度予算案に盛り組むことを決定した、射程1000㎞も可能な長射程ステルス巡航ミサイルについて、2017年7月の記事を再掲載いたします ///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////...
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