米軍機がフィリピン南部で対IS戦に
10日付Defense-Newsは、フィリピン南部のマラウィ市が5月末からISIS関連反政府武装組織に支配され、フィリピン軍(AFP)との交戦が激化している中、地元メディアが米軍のP-3Cや小型偵察無人機が偵察活動で支援していると報道していると紹介しています...
View Article「北極海ブームは幻想」との見方
雑誌「軍事研究」2017年5月号が、文谷数重氏による「幻想に過ぎぬ北極海ブーム」との論考を掲載し、北極海の「氷」減少による北極航路の活性化やそれに伴う北極資源開発は、日本にとって(中国にとっても)積極的に関与する意味がほとんど無いとの意見を紹介しています...
View Articleマティス長官が核態勢見直しNPRの状況を語る
14日、マティス国防長官が上院予算委員会国防パネルに出席し、4月から開始されて年末に大統領への提出を求められている「核態勢見直し:nuclear posture review」について、取り組む姿勢などの視点から証言しています...
View Articleこっそり米海軍がFA-18の80機以上増強を計画
2018年度予算の14機取得が最後のはずだったのに 13日付米海軍協会web記事は、米海軍が2019年度予算案説明のため13日付で上院軍事委員会に提出した証言書類に、今後5年間で80機以上のFA-18を購入する計画が盛り込まれていると紹介しています。理由は何時ものように、対ISIS等の作戦で予想以上に酷使され、必要な機数維持が出来ない・・・です...
View Article米会計検査院が不明瞭な操縦者養成&訓練を非難
13日、米会計検査院(GAO)が米国防省の課題と対処状況を評価した84ページの報告書「Actions Needed to Address Five Key Mission Challenges」を発表し、2006年以来、会計検査院が指摘してきた3000個の要改善事項への取り組みを評価しています。...
View Article空母艦載無人空中給油機MQ-25Aのスケジュール感
12日付米海軍協会web記事は、米海軍航空システムコマンドへの取材等をまとめ、初の空母艦載無人機となるMQ-25A空中給油機の今後のスケジュールと搭載予定空母について紹介しています。 同コマンド報道官は、「MQ-25A Stingray」の作戦投入について語るのは時期尚早だと言いながらも、2020年には運用開始したいとの意向を米海軍首脳が示すなど、結構なスピード感で進んでいる様子が伺えます...
View Article18年ぶりに空中戦で敵機を撃墜:FA-18対SU-22
戦闘機命派が固執する空中戦で18年ぶりの撃墜 でも、、、まだ空中戦訓練に固執するの? 18日、対ISIS作戦に参加している米海軍FA-18が、爆弾投下後のシリア軍SU-22戦闘爆撃機を、空対空戦闘により撃墜しました。...
View Article米空軍宇宙コマンドの太平洋域での課題など
9日、米空軍宇宙コマンドの各種指揮官を務める3名の大佐が、米空軍協会ミッチェル研究所でパネル討議に臨み、同コマンドの課題や取り組みを語り、中東重視体制からアジア太平洋に目を向ける際の課題などについて語っています 技術的な細部には当然言及しておらず、まんぐーすも背景知識が不足していますので十分な紹介ができませんが、訓練体制の強化や同コマンドのサイバーへの取り組みについても語っていますのでご紹介します...
View Article日本もこっそりF-35まとめ買いに参加へ!?
18日付NYT紙は、12日の週にボルチモアで実施されたF-35購入11ヶ国の代表者会議で、2018年から2020年の間に、440機のF-35をまとめ買い(block buy)する件が協議され、複数年に渡る多数機同時契約で、1機当たりの価格が「88~80 millionドル」(97~88億円)程度のまで低下すると報じています...
View Article被害状況下に備え海兵隊が訓練改革
14日付Defense-Techが、Neller海兵隊司令官の強いリーダーシップの下、米海兵隊部隊がサーバー攻撃等で被害を受けた状況を想定した訓練に取り組む様子を伝えています。 昨年8月のCSIS講演で同司令官が力説していたように、現在の米軍はITデバイスに依存しすぎ、敵からサイバーや電子戦攻撃を受けた場合、自身や友軍の位置特定や通信までも不能になる可能性があると危惧されています...
View Article宇宙ドメイン死守へ米空軍が宇宙部長A-11新設へ
16日、Wilson空軍長官が米空軍司令部内に「宇宙」を担当する新たな部長ポスト(deputy chief of staff)を設け、8月を目途に「A-11」として活動を開始すると発表しました。 まだ具体的な人名は公表されていませんが、中将ポストで、今後約2か月間で「A-11」に配属するスタッフを含めて検討するようです...
View Article映像:F-35がパリ航空ショウで派手なデモ飛行
休日企画:F-35の派手なデモ飛行@パリ航空ショー 19日、パリ航空ショウでF-35が初めて約6分間の高機動デモンストレーション飛行を行い、今後も同エアショー開催中は毎日同じ飛行を披露することになっていますが、ロッキードや米国防省は「必死」に、米メディアは「冷静」に報じています。...
View Article米下院がINF全廃条約破棄を要求へ
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View Article下院が提案:米空軍から宇宙部門「実質」独立プラン
米議会下院が20日に公表した2018年度予算関連法案の中で、下院戦略戦力小委員会が米空軍から「実質的に」宇宙部門を切り離す組織改革案を提示しているようで、21日に行われた下院軍事委員会の前後で、空軍長官や空軍参謀総長が激しく反対表明しています...
View Article海兵隊が無人の援護&攻撃&電子戦機MUX導入へ
23日、米海兵隊の航空部隊副司令官のJon Davis中将が、パリ航空ショーの会場で軍事メディアの取材を受け、オスプレイを援護でして戦闘機や攻撃機の役割も果たし、電子戦能力にも優れた垂直離着陸型の無人プロペラ機を、2026年までに強襲揚陸艦に搭載する計画だと語りました...
View Articleインド首相の米国訪問で軍事協議はおだやか!?
外国首脳と初のホワイトハウス夕食会 痛いところにあまり突っ込まず友好を軽く演出 パキスタンや環境パリ協定に触れず、記者質問も受けず 25日から26日にかけインドのモディ首相がワシントンを訪問し、25日には外国首脳として初のホワイトハウス夕食会、26日はトランプ大統領と会談しました。オバマ政権時代に3回訪米したインド首相ですが、トランプ政権後は初の訪米です...
View Article国防省No2ポスト承認とNo3ポスト推薦
6月28日、上院軍事委員会が次の国防副長官候補であるボーイング社副社長Patrick Shanahan氏を、トゲのある質疑やコメントの後に承認し、上院の本会議に送りました。 現在は、Work副長官がオバマ政権時代から引き続き「つなぎ役」として努めている国防省No2ポストですが、後任者がやっと実質承認されたと見て良いでしょう。...
View Article米国が台湾へ武器輸出&中国企業等へ制裁
まだまだ中国の出方を見ながら極めて慎重ですが・・・ 6月29日、米国務省が台湾への約1500億円規模の大型武器輸出を承認したと明らかにしました。「一つの中国」政策を変更するモノではないとの解説付きの発表で、慎重な姿勢は一応踏襲しています もちろん、この判断は米議会の承認を得ないと正式な台湾との交渉には入れませし、交渉により価格に変化もあり得ます。...
View Article液体アンテナ:多様な周波数を一つのアンテナで
6月13日付Defense-Techが、米空軍研究所が取り組む航空機搭載用の「液体金属アンテナ:liquid antenna」研究を紹介しています。 皆さんご存知のように、航空機には使用する様々な周波数の電磁波を発信&受信できるように、多数の様々なアンテナが取り付けられています。平均8~9個搭載されているそうです。...
View Article無人機の群れ第7世代機を今年夏に
7月号の米空軍協会機関誌が「Perdix Could be DOD’s Pathfinder:Perdixは米国防省の先駆者になる」との記事を掲載し、国防省SCO(緊急戦略能力開発室)が取り組む「小型無人機の群れ」試験・開発の状況を、SCO室長William Roper氏へのインタビューで紹介しています...
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