B-21 Raider次期爆撃機の状況
2015年末に機種選定結果が発表され、その後敗者からの不服申し立ても2016年2月末に却下され、Northrop Grumman社が担当することで決着した米空軍の次期爆撃機「B-21 Raider」に関し、13日の週に久々の動きがあったようですのでご紹介します...
View Article夢を追いかけるだけでなく・・・
この季節にはこのメッセージを何度でも! 「常にドアを明け、チャンスや機会をつかめ」 「予想していなかった道にも備え、臨んでみるべき」 学校の卒業式も終了し、4月から新たな生活を開始する若い方も多いでしょう。 私自身の過去を振り返ると、希望を抱きつつも、不安な思いに駆られている方も多いのでは・・・と思います。...
View Article対ロシアの情報戦に国家として取り組むべき
トランプ政権の対露姿勢が不透明な中、米軍司令官が対露強硬姿勢を要求! 23日、上院軍事員会で証言した欧州軍司令官兼ねてNATO軍司令官のCurtis Scaparrotti陸軍大将は、ロシアがメディアを総動員して巧妙に行っている情報戦に対抗するため、冷戦時代にそうであったように米政府全体で情報戦に取り組むべきだと訴えました...
View ArticleF-35に追加で2発のAIM-120搭載検討へ
3月22日、米国防省F-35計画室長のChristopher Bogdan空軍中将が講演後に記者団に対し、F-35の2つある内蔵兵器庫(Internal weapons bay)に、それぞれ1発づつのAIM-120アムラームを追加搭載する改修を検討していると語りました...
View Article空母艦載無人機のステルス性は更に後退
3月21日、ロッキード社の空母艦載無人機計画担当であるRob Weiss研究開発部長が記者団に対し、同無人機要求性能の詰めを米海軍が行っているが、これまでの海軍とのやりとりから、ISRや攻撃任務に対する優先順位は大きく後退し、空中給油任務に焦点を当てたものになりそうだと語っています 初の空母艦載無人機となる「MQ-25A...
View Article中国がサウジで無人攻撃機の製造修理へ
各種報道によれば、サウジ国王が訪中していた3月16日、サウジと中国が中国製の無人攻撃機CH-4の工場をサウジ工業団地内に設置する事で合意していた模様です。...
View ArticleBogdan中将退役でF-35計画室長は海軍人へ
お疲れ様でした! Bogdan空軍中将殿! 3月28日、米国防省はF-35計画室長のChristopher Bogdan空軍中将が数週間後に退役するのに伴い、昨年12月から同副室長を務めているMathias W. Winter海軍少将を中将に昇任させて室長ポストに就けると発表し、上院でWinter少将の中将昇任が認められれば直ちに交代するとしました...
View Article米ハイテク技術企業に中国政府系投資資金が
3月24日付Defense-NewsがNYT紙記事(22日付)を引用しつつ、中国の政府系投資会社がリスクを恐れない姿勢で米国のベンチャー企業に資金を投入し、その額が急増しており、軍事技術を扱う企業もその中に多く含まれていることから、国防省やトランプ政権が技術流失の可能性に警戒感を強めていると報じています...
View Article米空軍よ、使い捨て無人機の群れに真剣たれ!
4軍の中で空軍が最も消極的だ。間違いである事を望むが 空軍は間もなく組織文化の変更に迫られるだろう 3月28日、米国防省SCO(戦略的能力緊急造成室)のWilliam...
View Articleトランプ政権下で米軍の現場裁量拡大中
中東での米軍の権限拡大や、なし崩し増派を懸念する声 2日付Military.comがAP通信記者の投稿を掲載し、トランプ大統領誕生後の約2ヶ月間で、トランプ大統領の対テロ重視や対テロ作戦強化の指示のもと、国防省や米軍前線指揮官の作戦裁量の範囲が日々拡大し、派遣兵力も公式な上限を超えて一時的との名目でどんどん増強されていると警戒感を強めています...
View Article米国政府サイバー予算の9割は攻撃用!?
3月29日付「FifthDomain」が、米国の総合ITサービス大手「Cisco Systems」の製品にサイバーセキュリティー上の重大欠陥がある事を察知しながら、CIAが必要時のサイバー潜入や攻撃に活用するためその事実を伏せていた事案を契機として、米政府のサイバー予算が攻撃面に偏ってる点を指摘し、複数の専門家の見方を紹介しています...
View Article米空軍作戦機や輸送機の稼働率が異常低下
3月22日の下院軍事態勢小委員会用に米空軍が提出した資料より、米空軍の作戦機と輸送機(combat and mobility aircraft)17機種のうち、16機種が健全な水準の稼働率を下回っていることが明らかになりました。 作戦機と輸送機(combat and mobility...
View Articleタイ軍が中国製潜水艦に続き戦車を追加購入へ
4日付Defense-Newsによれば、タイ政府報道官が既に28両を2016年に発注している中国製主力戦車VT4(MBT-3000)の追加購入10両を発表した模様です。 朝鮮戦争当時に開発された現有の「米国製軽戦車M41」を更新するモノで、当初はウクライナ製の「T-84...
View Article戦略軍司令官:艦艇配備の通常兵器PGSを
3月31日、米戦略コマンドのJohn Hyten司令官(空軍大将)が軍事記者会議で講演し、CPGS(通常兵器による世界即時攻撃:conventional prompt global strike)が戦略抑止の「拡大ビジョン」の一角を担うべきで、特に艦艇に装備してこそ有効性を生かせるのでは無いかと語りました...
View Articleシリア巡航ミサイル攻撃の裏側
7日、シリア空軍基地への米軍による巡航ミサイル攻撃について、匿名の米国防省幹部2名が記者団に作戦遂行までの生々しい背景をブリーフィングし、化学兵器が使用された数時間後、化学兵器の痕跡を抹消するため、負傷者が搬送された病院まで攻撃した邪悪な相手の存在を明かしています 7日付Defense-News記事が、匿名幹部2名の会見を整理し、攻撃までを時系列で紹介しているので概要を取り上げます 4月4日...
View Article米軍司令官:ロシア巡航ミサイルへの防御なし
4日、米戦略コマンドのJohn Hyten司令官(空軍大将)が上院軍事委員会で証言し、INF全廃条約に違反してロシアが開発した巡航ミサイル(恐らくSSC-8:9M729)が欧州方面に配備され欧州全域が射程範囲内に入る可能性があるが、米国や欧州同盟国は防御手段を有していない(no defense)と語りました...
View ArticleFA-18の「Block III Upgrades」がチョイ明らかに
トランプ大統領が言及した改良型FA-18とはこれ??? 3日から5日に行われた米海軍協会「Sea-Air-Space会議」の場で、記者会見を行ったボーイング社FA-18&EA-18G責任者のDan Gillian氏が、トランプ大統領がF-35Cの代替として大量購入を示唆していたFA-18の「Block III upgrades」改修型機についてボンヤリながら言及しました。...
View Article続報:シリア巡航ミサイル攻撃の裏側
10日、米軍によるシリア空軍基地への巡航ミサイル攻撃について、マティス国防長官と中央軍報道官がそれぞれ作戦の狙いと効果について、声明または会見で語りました。 同攻撃については、7日、匿名の米国防省高官2名が記者団にブリーフィングを行っており、その内容を速報した9日アップ記事「シリア巡航ミサイル攻撃の裏側」は大変ご好評頂いております 「シリア巡航ミサイル攻撃の裏側」...
View Article国防長官は空母の朝鮮半島?派遣をどう語ったか?
10日、マティス国防長官が定例の記者会見を行い、シリア情勢と併せ、豪州行きを急遽変更してシンガポールから「北上」する事になった空母カールビンソンの動きについてコメントしているのでご紹介します。 同空母は9日にハリス太平洋軍司令官の「北上」命令を受けましたが、8日には既にシンガポールを出航しており、出発後の行き先変更となりました。...
View Article米空軍がF-16延命へ:F-15C退役に弾み?
再び・・・日本の戦闘機命派よ、どうする? 12日、ロッキード社が300機の米空軍F-16戦闘機の延命&能力向上措置を米空軍が正式決定したと発表し、契約に入ると明らかにしました。このF-16への投資により、同戦闘機の寿命を1.5倍にし、アビオニクスを改修することで、2048年以降も運用可能にするとの事業です。...
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