ドイツ軍が対露で1.8万人増強へ
10日ドイツ国防相(女性で美人!)が、冷戦終了後初となる25年ぶりの独軍人員増強を発表しました。ロシアの脅威を背景として説明しているかは不明ですが、言わなくても明白でしょう 軍人と文民あわせて約1.8万人の増強計画ですが、ある程度の練度を要するポスト数千人を埋める目途は立っていないようです...
View Articleトランプ氏の世界地図はこうなっている
休日のひとりごとです・・・ 9日付「Huffington Post」が、「ドナルド・トランプ氏の世界地図はこうなっている」とのタイトルで地図を掲載し、彼のこれまでの発言を世界地図上にプロットし、記述の根拠となった関連発言を紹介しています 9日付「Huffington Post」の地図説明 ●トランプ氏が、世界をどう見ているのか、過去の発言などから地図にしてみた。...
View Articleサイバー:組織の枠を越えた情報共有が鍵
4日付米空軍web記事は、米空軍サイバー大学が主催した政府関係者と民間企業関係者の両方が参加した政策提言を目的としたサイバー対処演習の様子を報じています 4月27日から2日間に渡って行われたアラバマ州マックスウェル基地で行われた訓練には、FBIやCIA、更にはゴールドマンサックス等の民間企業や社会インフラ関連団体が参加し、専門家がその対処を第3者的立場で評価する方法で行われた模様です...
View Article米国防省が2016年版「中国の軍事力」発表
あれっ・・対中国の表現が少し柔らかに・・ 中国に変化を見たのか、対ISや対露優先のためか・・・ 13日、米国防省が議会に提出する恒例の通称「中国の軍事力」、正式「Military and Security Developments Involving the People’s Republic of China 2016」を発表しました。...
View Article米国防長官が第2のDIUx設置を発表
11日、カーター国防長官がシリコンバレー近郊で講演し、民間企業の先進技術を迅速に取り込む「出先機関&出張所」の役割を果たすDIUx(実験的な国防革新事務所)を、昨年開設したシリコンバレーに続き、ボストンにも設置すると発表しました また、DIUxを国防省の官僚機構を経ず、国防長官直轄にしての迅速な先端技術導入を促進すると決断し、関連人事配置にかなり大胆な采配を振るっています。...
View Article米陸軍がレーザー兵器の本格試験演習
12日、米陸軍が車両搭載型レーザー兵器をどのように陸軍部隊に取り入れて将来運用するかを検討するため、オクラホマ州の演習場で約10日間にわたり単なる試験でない「戦術環境を設定した演習」を行ったと発表した模様です...
View Article米空軍が小型無人機20年計画を発表
17日、米空軍は4月30日に発表していた今後20年間の小型無人機(SUAV)計画「20-year flight plan for small, unmanned aerial systems」の説明会をペンタゴンで開催し、まだまだ発展途上の分野と語りつつ、今後可能性ある分野の「ビジョン」を説明しました...
View Article6月のNATO首脳会議で東欧強化策を
16日付Defense-News記事が、6月8~9日にポーランドのワルシャワで開催予定のNATO首脳会議の論点をポーランドやバルト3国防衛の視点から紹介しつつ、多様な課題に加盟国の意思統一が難しい状況を紹介しています なおNATOワルシャワ首脳会議は、2014年ウエールズ会議以来のNATO首脳会議で、60の各種国家団体、5000の参加者、2000名の報道陣が集まる一大安全保障会議となります...
View Articleデンマークが27機F-35調達を審議へ
15日付Defense-Newsは、デンマーク(F-35共同開発国)の与党政府が、30機のF-16の後継機として27機のF-35を議会に提案した件を報じ、少数与党の多大な支出を伴う提案に対し、野党からの反発が予想されると解説しています 野党の反発の背景には、他の軍種予算を圧迫する大支出の他、F-16退役時期との約3年のギャップ、国内軍需産業への分け前不明確などがあるようです。...
View Article米空軍No2は爆撃機パイロットへ
オバマ大統領が「核なき世界」を語る中で・・・ 17日付米空軍web記事によれば、次の米空軍副参謀総長に、現在米戦略軍STRATCOM副司令官であるStephen Wilson空軍中将が、大将昇任と共に推薦される模様です。あくまでも「関係筋によれば」レベルの情報ですが ただ、その選定理由が参考になると思ったので、ご紹介することにしました。...
View Article人権問題でベトナムへの米武器フル輸出まだ先
ビックリ仰天! 23日オバマ大統領が兵器輸出「全面解禁」を発表 →ただし、実際の武器売却に際しては、個別に是非を判断すると説明...
View Article米空軍戦闘機パイロット2割不足
20日、米空軍の人事担当幹部が語ったところによれば、米空軍の戦闘機パイロット職配置が3500ポスト有るにもかかわらず、今年9月末には約700ポストが空席となる模様です 民間航空業界でのパイロット需要が「高止まり」しているためで、昨年度末に511ポストだった空席ポストが、約200増加したことになり、この傾向に歯止めがかかる可能性は全く見えていません...
View ArticleCSBA:大量同時ミサイル攻撃対処を考察
20日、CSBAが将来想定される敵からの大量同時ミサイル攻撃対処を考察する「Winning the Salvo Competition: Rebalancing America’s Air and Missile Defenses」とのレポート発表会見を行い、著者であるお馴染みの上級研究員Mark Gunzinger氏とBryan Clark氏が、問題認識等を語りました Clark氏の「No...
View Article意味不明:岡崎研究所が台湾戦闘機を擁護
5月23日付Wedge岡崎研究所評論集は、「戦闘機は不要? 再考迫られる台湾安全保障政策」とのタイトルを掲げ、RAND研究所がまとめた「台湾への防空政策オプション:Air Defense Option for Taiwan」とのレポート(米国防省が依頼)に疑問を投げかける論説を発表しました...
View ArticleHAAWC:高々度から魚雷発射可能に
米海軍とボーイングが2013年から開発契約している魚雷を高々度から発射可能にするキット(HAAWC-ALA)が兵器展示会に出品され、2017年にはMK54魚雷に取り付け対潜哨戒機P-8に搭載可能になる模様です 翼とGPS/INS誘導装置を備えたキットにより、これまで低高度から投下できなかった魚雷を、安全で乗員への負担の少ない高々度から乗員への投下可能にでき、魚雷の射程延伸にもなる装備です...
View Article米陸軍士官学校:最下位の卒業生を祝福!
休日企画のホッコリ画像 5月21日、米陸軍士官学校で卒業式が行われ、バイデン副大統領が列席する中、華やかにしめやかに式典が執り行われました。卒業生一人一人に卒業証書が手渡され、成績優秀卒業生を高らかに讃え紹介しました。 そして最後に、「The Goat」への卒業証書と記念品贈呈です。「The Goat」とは、総合成績最下位の卒業生を表現する言葉で、南北戦争以前から公に「The...
View ArticleYale大学で40年ぶりROTC卒業
23日、カーター国防長官の母校であるYale大学で、ベトナム戦闘時に廃止され、2012年に復活したROTC制度で学び訓練した学生18名の士官任官式が行われました。 ROTC制度は、一般大学卒業後に軍幹部へ任官することを条件に、学生生活間に奨学金を支給する制度で、学生は大学在学中も一定の基礎訓練への参加が義務付けられるものです...
View Article公式:F-35の最終主要試験は2018年に遅れ
5月24日、米国防省のケンドール次官(技術兵站調達担当)とBogdanF-35計画室長が記者団に対し、当初2017年9月までに開始を予定していた完成版ソフト「3F」搭載F-35の運用試験評価が、2018年にずれ込むと認めました。 この試験(IOT&E:initial operational test and...
View Articleペンタゴンの人員削減「階層縮小」プラン
5月25日付米国防省web記事は、2013年から米国防省が検討を進めているペンタゴン及び主要軍司令部の経費25%削減検討、その名も「The delayering initiative:階層削減取り組み」との人員削減計画の状況を説明しています...
View Article退任前:空軍トップが将官ポストやF-22や核予算を語る
5月26日、Welsh空軍参謀総長が米空軍協会朝食会で講演し、7月1日に退役を控え、後任者も決定した気楽さもあってか、米空軍が直面する各種課題に関して色々言及しています。 以下で取り上げる以外にも、人員不足や対ISIL作戦についても語ったようですが、本日は「将軍ポストが減らない外部要因」や「核兵器近代化は別枠予算で」や「F-22再生産も検討に値する」発言をご紹介します 将軍ポストが減らない外部要因...
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