韓国:F-16改修を巡りBAE&米空軍と喧嘩中
1日付Defense-Newsによれば、韓国のF-16改修事業に関し、契約企業のBAEと米空軍による価格つり上げに猛反発しており、BAEへの訴訟と対抗馬だったLockheed Martinへの乗り換えを示唆している模様です...
View Article巨大気球で空海監視:シンガポール
10月28日、シンガポール国防省が巨大なヘリウム気球「Aerostatシステム」で同国周辺空域と海上の監視任務を行うと発表しました。 米国のTCOM社製のヘリウム気球で、運用開始時期は明確に発表されず「will be deployed」となっていますが、小さな国の監視任務を効率的に行うための手段のようです 29日付Defense-Newsによれば...
View Article噂:ヘーゲル長官が間もなく更迭
8日付DODBuzzによれば、先週から「ヘーゲル国防長官がホワイトハウスの信頼を失っており、間もなく更迭される」との噂がメディア上で流布されており、7日の記者会見で国防省報道官が懸命にうち消した模様です 8日付DODBuzzによれば...
View ArticleとりあえずのF-35エンジン対策
10月30日、米国防省F-35計画室長Christopher Bogdan中将が報道陣に対し、6月に火災事故を起こしたF-35のエンジンへの対処方針(当面の策、根本策、飛行試験遅れへの対応)を語っていたようです 技術的な用語が多く、知識不足で理解できない部分があるため、原文を併記してご紹介します 3日付米空軍協会web記事によれば...
View Article中国エアショーにJ-31展示、韓国T-50は撤退
11月11日から14日にかけ、Airshow China又はZhuhai(珠海)Airshowの名で知られる第10回目の中国国際航空宇宙展示会が、香港に近い広東省の珠海で開催されます。約700の航空宇宙関連企業が参加し、120機以上の航空機が展示されるアジア最大規模の航空ショーであり、種々の観点で注目されるイベントです。...
View Article中国J-31は輸出用:F-35にライバル登場
10日、香港に近いZhuhai(珠海)で開催(11日から16日)される「Airshow China」で、関係者や報道陣向けの事前内覧会(preshow tour)が行われ、この種の航空ショーに初展示(初飛行も予定との噂)の中国製J-31ステルス戦闘機が、輸出用の名称で紹介されていることが明らかになりました 10日付Defense-Newsによれば ●11日から公式開会の「Airshow...
View Article正直な太平洋海軍情報部長が更迭
今年1月と2月に以下の発言をした米情報幹部が更迭 ●分析の結果、中国軍は東シナ海地域で自衛隊を短期の激しい戦い(a short sharp war)で撃破し、尖閣諸島あるいは琉球列島南部を占領する新たな任務を与えられたとの結論に達した ●中国の基本姿勢は「中国のモノは中国の所有物、だからあなたのモノについて交渉しましょうとの態度」...
View Article米国が承認:韓国のPAC-3導入1600億円で
5日、米国防省のDSCA(Defense Security Cooperation Agency)が、韓国が要望していたパトリオットPAC-3の購入を承認しました。現有GEM弾に加えた能力強化策です 韓国が2020年までを目途に進めるBMDシステム構築のためで、同ミサイル136発を含む関連機材一式を約1600億円($1.4 billion)で売却の模様です 13日付米空軍協会web記事によれば...
View Article映像:イランが捕獲無人偵察機RQ-170のコピーを飛ばす
イランが、捕獲した米国製ステルス無人偵察機のコピー版を製造し、飛行させている約2分半の映像を公開しました。 2011年12月、米国が運用していた無人ステルス偵察機を「サイバー攻撃」で捕獲したとイランが発表してから約3年、コピーした機体を地上で公開したことはありましたが、遂に飛行する様子を公開しました。 12日付「Intercept」ブログによれば...
View Article海軍用F-35が空母で初運用
11月3日、海軍用(空母艦載用)F-35が初めて空母での離発着を含む空母運用試験を開始しました。 サンディエゴ沖の空母Nimitz (CVN 68)で行われている試験は、3日から2週間行われる模様ですが、試験の様子が映像(約3分半の映像が2本)で公開されました...
View Article人材確保へドイツ軍が給与や処遇等を改善
6日付Defense-Newsは、ドイツ内閣がドイツ連邦軍の雇用条件改善して魅力化を図る法案を承認したと報じています。 同法案は、ドイツのUrsula von der Leyen国防相(女性)によれば、若者や専門能力のある人材をドイツ軍に引きつけ引き留める事を狙いとした物だそうです。...
View Article米政府がベトナムへの軍事装備輸出緩和
10日、オバマ大統領が北京訪問を開始したその日に、米国務省はベトナムへの軍事装備輸出規制を実質緩和するとの新方針を発表しました。 正式には、米国務省が「ITAR:International Traffic in Arms...
View Article内部崩壊する「核の傘」に対策
「継続して誰も注目せず資源配分もされなかった結果、核運用部隊の士官に、将来の伸展や昇進の見込みがない無視された分野に配属されたとの意識が染みついている」 「ICBM部隊は組織改編の度にメジャーコマンド間をたらい回しにされ、予算も人的施策も後回し・・・誇りも気概も消え失せた」 「資源投資の問題だけではなく、(海空軍の)文化の問題でもある」...
View Article前半:海自OBが語る中国軍脅威と日本の対策
「国際安全保障」の2014年6月号に、元自衛艦隊司令官の香田洋二氏が「日本海洋戦略の課題」と題する論文を寄稿し、中国の軍事脅威を分析しつつ、日本の取るべき方策を述べています 自衛隊高級幹部OBにありがちな、現役自衛官や軍需産業に務める自衛隊OBを傷つけず、脅威を羅列し、無尽蔵の国防予算を前提とし、「削減」や「スクラップ&ビルド」や「事業の優先順位付け」の発想を全く持たない「総花的」な対策論です...
View Article後半:海自OBが語る中国軍脅威と日本の対策
元自衛艦隊司令官の香田洋二氏が、「国際安全保障」2014年6月号に、中国の軍事脅威を分析しつつ、日本の取るべき方策を期した論文「日本海洋戦略の課題」を発表しています。 自衛隊高級幹部OBにありがちな、誰も傷つけず、無尽蔵の国防予算を前提とした論文で、「削減」や「スクラップ&ビルド」や「事業の優先順位付け」の発想を全く持たない「総花的」な対策論ですが、注視すべき点が幾つかあります。...
View ArticleUSCC米中経済安保評議会が中国核戦力増強を警戒
19日、米議会から委託を受けた米中経済安保評議会(USCC:US China Economic and Security Review Commission)が、米中関係を考える上で必要な経済、貿易、外交、安全保障面等での動きを2014年版年次報告書にまとめて発表した模様です...
View Articleハワイに統合&共同のIAMDセンター開設
本題の前に速報です!!! 21日、防衛省webサイト(http://www.mod.go.jp/j/press/news/index.html)が3つの機種選定結果を発表 →陸上自衛隊のティルト・ローター機にオスプレイ・OV-22 →滞空型無人機にグローバルホーク・RQ-4 →早期警戒機にE-2Dが決定! 上記の3機種関連記事...
View Article太平洋戦域では宇宙アセットが不足
17日、前太平洋空軍司令官で10月から空軍戦闘コマンドACC司令官に就任しているカーライル大将が、アジア太平洋地域における宇宙アセットが不足していると語りました。 宇宙アセットの分野は日本人にはなじみが薄く、また余り情報が公開されない分野でもあるので、限定的な情報ですがご紹介します。 24日付米空軍協会web記事によれば ●17日ラングレー基地で、ACC司令官司令官のHawk...
View Articleオバマ主導で軍用周波数を民間へ割当
オバマ大統領が主導するブロードバンド推進策「broadband initiatives」により、米軍用に割り当てられていた大量の専用周波数が「オークション」対象となり、軍用装備品の試験データを地上に送るテレメトリー周波数の「1割」が失われる事態になっているようです...
View Articleヘーゲル国防長官辞任(実質上の更迭):各方面のコメント
24日、オバマ米大統領はヘーゲル国防長官と共にホワイトハウスで会見し、ヘーゲル国防長官が辞任すると発表しました。「イスラム国」対処などを巡る意見対立が背景にある「事実上の更迭」と言われており、難題山積の中、今後のオバマ大統領の舵取りが注目されます...
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