対イスラム国作戦名は「Inherent Resolve」
15日、対イスラム国作戦を遂行中の米中央軍が、同作戦名を「Operation Inherent Resolve」と命名して発表しました。 8月8日に同作戦が開始されてから、10週間経過後の名称決定です 15日付Defense-News記事は ●3日付WSJ紙によれば、米軍幹部は当初この作戦名を拒絶した模様。同紙は米軍幹部が同名称を「just kind of...
View Article米海軍の30秒アピールビデオ集
米海軍が、「恐らくTVコマーシャル」として放映しているのであろう「30秒イメージビデオ」を3本ご紹介します。あっという間の30秒ですから、良く目を開いてご覧下さい! ご紹介するのは、「米海軍の新型装備」と「米空母の7色レンジャー」と「潜水艦パワー」の3本です 「米海軍・海兵隊の将来装備」のアピール点 ●米海軍と海兵隊を将来支える(?)であろう新装備を紹介...
View Article巨星Andrew Marshall氏が1月引退か?
17日付Defense-Newsは情報筋の話として、冷戦時から国防長官直属の組織として軍事政策助言機能を果たしてきた「ONA:Office of Net Assessment」の室長で、軍事戦略分野で多くの人材を育てた巨星Andrew Marshall氏(93歳)が、来年1月に引退を示唆していると報じています...
View Article在日米軍基地は脆弱だから豪州にも拠点を
15日付岡崎研究所評論集はCNAS研究者の論考(9月3日付WSJ紙)を紹介しつつ、在日米海軍基地の脆弱性を考えれば、CNAS研究者が提案する豪州西海岸に米空母打撃軍の拠点整備案は素晴らしい案だと評価しています...
View Article中国政府No1知米派とヘーゲル長官会談
20日ヘーゲル国防長官は、中国政府内では随一の「知米派」とされる楊潔篪(ようけつち)国務委員とペンタゴンで会談しました。 楊国務委員の訪米全体計画とその目的は不明ですが、中国側も「知米派」を派遣して米中関係の改善や中国イメージの改善に動いているのかもしれません...
View ArticleF-35エンジン問題:収束に見せかけた発表2件
14日、米国防省F-35計画室(JPO)とエンジン製造のPratt & Whitney社は、6月に発生したF-35エンジン火災の原因を発表すると共に、新たに36台のF-35エンジンを発注することを同時に明らかにし、如何にもエンジン問題が収束したように装いました...
View Article露ミニ潜水艦!?を大追跡:スウェーデン軍
20日、スウェーデンの首都ストックホルム近郊の同国領海内で「ロシアのミニ潜水艦らしき」目撃情報が写真とともに公開され、スウェーデン軍司令官が全力で捜索中であり、必要であれば武力行使を行うと21日警告しています もちろんロシアは否定していますが、関連通信が傍受されたとの未確認情報もあり、ウクライナに続く欧州緊迫事案として注目を集めています 21日付Defense-News記事によれば...
View Article米海軍による対中国の要:E-2D運用態勢に
10日、米海軍の新型早期警戒機E-2Dが、IOC(初期運用態勢:Initial Operational Capability)に到達したと米海軍により判断されました E-2Dは、高度な電波走査と情報処理技術を活用して本格的なUHF周波数帯レーダーを実現し、戦闘機クラスのステルス機探知追尾能力があるのではと噂される機体の新型機です。...
View Article映像:最も印象的なフライバイ「10選」
秋のお祭りシーズン最盛期にあわせ、22日に「Military.com」上にアップされた、「10 Impressive Flybys:最も印象的なフライバイ10選」をご紹介します。 日本でも、航空自衛隊基地をはじめとする様々な場所で航空機をショーアップするイベントが開催されますが、今回紹介する「印象的なフライバイ」は「かなり危険な飛行」です。...
View Article韓国:戦時作戦統制権移管の無期限延期
23日に米韓国防省会談、24日に米韓2+2がワシントンで開催され、23日の国防省会談で2015年12月に予定していた在韓米軍から韓国軍への戦時作戦統制権の移譲を再び延期することで合意しました。 「延期」といっても、韓国軍が十分な防衛能力を備えるまで延期という事実上の「無期限延期」です。...
View Article新韓国大使にMark Lippert氏就任
24日、米国務省において次の駐ソウル米国大使の就任式がケリー国務長官の主催で行われ、最近までヘーゲル国防長官のスタッフチーフやアジア太平洋担当の国防次官補を務めた、謎の怪人Mark Lippert氏が就任しました。「謎の」修飾語を付けたのは私の好みで、日米関係に関与する皆様にはお馴染みの人物なのでしょうが・・・...
View Article中国海軍とイラン海軍が協力強化へ
23日、訪中したイラン海軍司令官が中国海軍司令官や中国国防相と会談し、両国海軍による外洋での演習等の協力関係強化を進めることで合意した模様です。 イランと中国の関係は、独善的な面があったアフマディネジャド前大統領時代に停滞又は後退しましたが、2013年に就任したロウハニ新大統領の登場で改善に向かっているようです...
View Articleマケイン議員が国防省報道官を「馬鹿者」呼ばわり
米上院の重鎮で上院軍事委員会の主要メンバーであるマケイン上院議員が、イスラム国との戦いに関する同上院議員の発言へのJohn Kirby米国防省報道官(海軍少将)のコメントを強く批判し、同報道官を「idiot:馬鹿者、愚か者」と呼び捨てました...
View ArticleCSBA:ヘーゲル長官に習い陸軍にA2AD部隊化を要求
米陸軍に前方展開型A2ADを担うミサイル部隊化を要望 10月29日、シンクタンクCSBAが「沿岸防御火砲を超えて:全ドメイン拒否作戦と米陸軍」(Beyond Coast Artillery: Cross Domain Denial and the Army)とのレポートを発表し、米陸軍の作戦コンセプトを批判しつつ、ミサイル部隊や火砲を増強して敵の行動を阻止し、海空軍を支援せよと訴えています...
View Articleなぜ今も元祖ステルス機F-117が飛行するのか?
まだ正解が明らかになってないお話です 20日付のDefense-Newsブログ「Intercept」が、2008年に引退したはずの元祖ステルス機F-117がネバダの砂漠上空を飛行している事実を取り上げ、なぜ今も同機が飛行を続けているのか推測しています。 最後まで正解が判らないままで「不完全燃焼」なのですが、謎めいた話で気になるので取り上げます 20日付のブログ「Intercept」によれば...
View Articleハイテク無人機の離発着を支える「馬の毛」
27日付Defense-Newsブログ「Intercept」は、ハイテクで支えられているとの印象を持っていた無人偵察攻撃機MQ-1 PredatorやMQ-9 Reaperが、最も難しいと考えられる離発着の際に、極めて原始的な機体に装着された「馬の毛吹き流し」を頼りにしているとの驚きのレポートをしています 既にご存じの方もいらっしゃるのでしょうが、まんぐーすは初耳でした。...
View ArticleF-35:イスラエルが追加購入へ
米国防省F-35計画室長→「全員が沈没するか、全員が浮かばれるか、どちらかである」 29日付Defense-Newsによれば、イスラエルがF-35を追加注文する模様です。 イスラエルは、F-35共同開発国8ヶ国以外で最初に、FMSでF-35を発注した国です。今回は追加で25機を注文する方向にある模様です 29日付Defense-Newsによれば...
View Article続々発覚:F-35が直面する課題
国防次官→「海兵隊用F-35は来年7月には運用開始できない」 F-35計画室長→「A-10全廃が認められないと整備員が不足し、運用開始が遅れる」 10月30日、米国防省F-35計画室長のChristopher Bogdan中将が、問題や課題山積のF-35開発状況について語りました。整備員確保、騒音レベル、最初に運用開始をもくろむ海兵隊用の見通しについて、新事実が明らかになりましたのでご紹介します。...
View Articleゲーツ元国防長官が機能不全な議会を酷評
いやぁ・・お久しぶりです。 10月30日、ゲーツ元国防長官が安全保障関連イベントで講演し、「米国防省や米軍が苦心の末に作成した優れた予算削減案を拒絶」するなど機能不全に陥っている米議会を厳しく批判し、「米議会の議員は、中学生の歴史の教科書で話し合いと妥協の精神を勉強し直せ」と訴えました...
View Article米海軍情報部長が1年も情報から隔離状態
驚き、桃の木、山椒の木 米海軍の情報intelligence部門のトップである中将(情報部長)が、昨年11月に発覚した米海軍史上最大の汚職スキャンダル関連で、1年間も重要情報に接する「資格剥奪」状態にあり、情報を知らない「米海軍情報部門のトップ」状態が続いているようです。...
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