露艦艇改造のインド空母が運用に近づいた!?
7日、インド海軍のRobin Dhowan新司令官が現地記者団に、露艦艇ゴルシコフを改造したインド空母が航空機と共に海上行動を実施中だと語りました 現在インド海軍は、1950年代に英海軍が建造して1984年に引退した空母を「下取り」して改修し、空母「ヴィラート」として保有。ハリアーやヘリを搭載していますが、なにせ老朽化が進み稼働率が極端に低下しています...
View Article米空軍の新「Space Fence計画」を学ぶ
27日付Defense-Newsが、米空軍が予算に苦しみながらも推進しようとしている宇宙監視システム(新Space Fence計画)の現状について紹介しています 宇宙監視とは、宇宙ドメインでの戦いを遂行するには、まず宇宙で何が起こっているかを把握することが重要だとの認識の下、地球周辺に漂う50万個もの衛星や宇宙ゴミを、レーダーや光学センサーで発見追跡しようとする任務です 「新Space...
View Articleハメネイ師視察:イランがRQ-170ステルス機複製
約2年半前の出来事・・ →http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-01-28-1 2011年12月8日、イランの国営テレビが、イランによって捕獲された米空軍の無人ステルス機RQ-170の映像を「突然」公開しました。...
View Article中国軍トップが訪米開始
13日、中国軍参謀総長で共産党中央軍事委員会メンバーである房峰輝大将(Fang Fenghui)がサンディエゴに到着し、5日間にわたる訪米を開始しました。 (写真はデンプシー議長が昨年4月訪中時のもの) 同参謀総長は2012年11月から同職に就任しており、前任地は北京軍管区司令官でした。 房峰輝参謀総長の日程は...
View Article進化するイージス艦IAMDを学ぶ
7日付米海軍協会web記事が、益々高度化する各種ミサイル等脅威に対処するためのイージス艦への施策である「NIFC-CA」構想や、新型イージス艦用システム「BASELINE 9」の現状について解説し、併せてイージス艦独自の取り組みも紹介しています 「NIFC-CA」構想や新型ソフト「BASELINE...
View ArticleADIZ南端に中国地上レーダー網の穴!?
10日付Defense-News記事は、元米軍人の研究者が台湾のシンクタンクで発表したレポートを取り上げ、中国が昨年11月に宣言した防空識別圏ADIZの南縁が中国軍地上レーダーの「弱点」だと紹介しています。...
View Articleザック会見をイタリア語で専門家が分析
久々に「サッカー」カテゴリーの記事です! 5月12日、ザッケローニ監督がブラジルW杯日本代表23名を発表しました。彼ほどの思慮深い監督がこの重要な会見で適当な発言をするはずもなく、当然日本中が注目しました。 しかし、原稿無しのイタリア語会見を、専属とは言え通訳が日本語に訳す形で進められたため、十分に真意が伝わったかどうか心配する声もありました。...
View Article米国が日米韓のBMD情報共有を要求
18日付読売新聞朝刊(2面)が、「日米韓ミサイル防衛-情報共有を米が打診 安倍首相に」との記事を掲載し、4月末にオバマ大統領が来日した際、米側から3カ国によるBMDシステム共同運用に向けた打診があったと報じています 5月30日からのシャングリラ・ダイアログ(アジア安全保障会議)の場を活用して開催予定の日米韓国防相会議で、検討開始の提案がある模様です。...
View Article中国海軍の新型艦艇はF-35を発見攻撃可能!?
14日付米海軍協会web記事は、英国やロシアメディアの報道を引用しつつ、中国海軍の新型ミサイル駆逐艦ルーヤンⅢ級(Type 052D)に搭載される対空レーダーが、ステルス戦闘機F-35を遠方で発見でき、搭載の艦対空ミサイルで攻撃可能かもしれないと、不確かながら報じています。...
View Article映像:米海軍がペルシャ湾で小船用ミサイル試験
米海軍がバーレーンに配備している小型警備艇(PC:patrol coastal ship)が、射程4kmの「Griffin missile」発射試験をペルシャ湾で行い、移動小型船舶に命中させた模様です。 小型警備艇PCには従来25mm機関砲しか装備されておらず、ペルシャ湾の脅威対応が不安視されていたところですが、これを補完する能力に目処が立ちました...
View Article秀逸:中国の巡航ミサイル分析論文
12日付の「海国防衛ジャーナル」が、同日付で「National Interest」電子版に掲載された米海軍大学等の研究者による中国巡航ミサイルに関する論文を紹介しています。 また16日付の同ブログでは、12日付論文の元ネタである同じ米海軍大学等の研究者による書籍から、中国巡航ミサイルの一覧を主要データと共に紹介しています...
View Article続報:露エンジンに依存の米国ロケットは大丈夫?
ウクライナ情勢を踏まえ、米国防省がロシア製ロケットエンジン(RD-180)の米国ロケットでの使用を再検討し始めた、と3月末にご紹介しましたが、ロシア副首相が5月13日に「ペンタゴン用には売らない」との主旨をTwitterで呟いたことから大きな騒ぎになりかけています。 露のDmitry...
View Article米軍特殊部隊の今後の焦点は?
米国防省の特殊作戦・低列度紛争担当のMichael Lumpkin次官補が、「Military.com」のインタビューを受け、アフガン作戦後の米軍特殊部隊の重点地域について語っています。 引き続き「アルカイダ:Al Qaeda」が焦点ですが、「metastasize:ガンが転移する」との言葉を用いて、アフリカ、シリア、イラク等に組織が拡散転移する様子が覗えます...
View Article米特殊部隊がアフリカと北極での課題を
「アフリカは我が世代の、北極は次世代の課題だ」 20日付Defense-News記事が、米軍特殊部隊幹部が軍需産業関係者に語った「特殊部隊の課題・ニーズ」について紹介しています。 時期不明ながらフロリダ州タンパで開催された特殊部隊関連の業界団体総会では、過去10年以上にわたって戦いの中心であったイラクやアフガンとは異なる、アフリカや北極での活動を意識した軍幹部の発言が相次いだようです。...
View Articleロシアになびく中東&北アフリカ
17日付Defense-News記事が、中東歴訪中の14日に湾岸諸国(GCC)国防相会議に出席したヘーゲル長官の様子を分析した専門家の意見を紹介しつつ、米国に懸念を持つ中東と北アフリカ諸国がロシアの影響を受けつつあるとの懸念を報じています...
View Article海軍トップ:NIFC-CAで空軍と統合作戦を
22日付米国防省web記事が、米海軍トップのグリーナート海軍大将の講演を紹介し、米海軍の対中国作戦の中核となるNIFC-CA(Naval Integrated Fire Control–Counter Air)構想を、米空軍にも拡大して推進していると紹介しています。...
View Article2014年シャングリラ・ダイアログ(第13回アジア安全保障会議)
王冠中PLA副参謀総長のセッション (6月1日:露副国防相とインド首相府代表と共に) よくもまぁ・・・嘘八百をこんなに正々堂々と語れるものだと思いますが、記録として。 神保謙:慶應大学准教授によるTwitter速報 →https://twitter.com/kenj0126 中国の「アジアの安全保障観」...
View Article自衛隊制服トップがミャンマー訪問
27日付Defense-Newsが、自衛隊制服トップである岩崎統合幕僚長が、日本の高級将校としては戦後初めてミャンマーを訪問し、ミャンマー軍トップと会談したほか、ミャンマー首相も表敬すると伝えています 日本がWW2時に1942年から3年間占領した(英国の支配から解放した)ミャンマーですが、1945年に当時の連合軍の反撃で日本軍が同地を離れてから、実に70年ぶりの日本高級軍人の訪問です...
View Article韓国にTHAAD配備:米軍NO2が示唆
28日、米軍NO2のWinnefeld統合参謀副議長がAtlantic Councilで開催のミサイル防衛関連会議で講演し、米本土へのICBM対処能力向上の他、韓国にBMD用のTHAADシステム導入を検討中だと認めました。 韓国へのTHAAD(Terminal High Altitude Area...
View ArticleF-35エンジン企業が問題を語る
23日付米空軍協会web記事が、3月にご紹介したF-35エンジン部品の亀裂問題について、Pratt & Whitney社の軍事エンジン部門のBennett Croswell社長が、試験の条件などを良く精査しないと要求性能を満たしていないとは言えないと主張したと報じています 3月に表面化の問題とは ●エンジンの問題部位は第一ステージのIBR(Integrally Bladed...
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