米空軍F-35の77%を占める2B機体の稼働率4割
7日、米空軍司令部戦略計画部長Jerry Harris中将が下院軍事委員会で証言し、米空軍が保有する130機のF-35の中で、約77%を占めるソフト2B搭載機体の稼働率が40%程度であると認め、一つの最前線である嘉手納基地に展開中のF-35でも7割だと述べました...
View Articleトランプの宇宙軍独立論に米空軍真っ青
昨年から下院を中心に盛り上がる「空軍から宇宙部門を独立させ宇宙軍創設」論を、トランプ大統領が突然取り上げ米空軍真っ青! 13日、サンディエゴの米海兵隊基地を訪れたトランプ大統領が、陸海空海兵隊と同列の宇宙軍(space force)創設を検討していると兵士たちを前に演説し、「素晴らしいアイディアだ!」と大いに乗り気な様子をトランプ節で語りました...
View Article4月にも米国が無人機輸出拡大を発表か!?
16日付Defense-Newsが米国務省高官の話として、オバマ政権が2015年に定めた無人機輸出指針を改め、来月にも米国の新たな無人機輸出指針を明らかにする方向だと報じています。...
View Article米海兵隊が大型無人機開発へ
艦艇搭載の無人攻撃輸送ティルローター機を 9日、米海兵隊が構想している大型の無人攻撃輸送ティルローター機(MUX)に関する基礎技術情報提供の依頼書を関連企業に発出し、MUX構想が話題になっています。...
View Article超超音速兵器の防御は不可能、抑止のみ
20日、米軍戦略コマンドのJohn Hyten司令官(空軍大将)が上院軍事委員会で証言し、中国やロシアが精力的に開発し、試験的でも実戦配備しているとも「豪語」している超超音速ミサイルについて、米国に防御能力なしと明言し、抑止に頼るしかないと語りました。...
View ArticleBMDRはMDRに変更し春発表予定
脅威は弾道ミサイルだけじゃない。巡航ミサイルと超超音速ミサイルが大きな脅威に! 22日、上院軍事委員会で証言した国防省No3のJohn Rood政策担当次官は、今後2か月程度の間に、核態勢見直しNPR等を受け、ミサイル防衛態勢見直しMDRを発表すると述べました。...
View Article部品枯渇対策に米空軍が製造権取得を目指す
部品枯渇防止に知的財産権まで購入しておくべき 14日、Wilson米空軍長官が下院国防予算配分小委員会で証言し、長期間使用している装備品の部品製造会社が廃業したり部品製造を中止しているケースが増加しており、航空機等の維持が困難になりつつあると訴え、部品製造の権利まで確保すべきであると語りました...
View Article米空母戦闘群が温故知新演習に取り組み
過去20年間で1発しか発射訓練していないミサイルを14発発射した訓練だった 23日付米海軍協会web記事が、空母セオドアルーズベルト戦闘群(TR-CSG)への同乗取材を基に、主要幹部へのインタビューから最近の米空母戦闘群が「ハイエンド紛争」に備えて新たな訓練に取り組んでいる様子を伝えています 具体的には、昨年10月にサンディエゴを出航した同戦闘群が、ハワイに向かう途中でハイエンド紛争演習「Fleet...
View Articleレーザー兵器搭載は米海軍が先行
売り込みコンサルタントの宣伝ですが・・・ 「あと3年から5年で・・・」との決まり文句も飛び出し 22日付Military.comがレーザー兵器イベントを取材記事を掲載し、主催者の軍事コンサルタント企業関係者にレーザー兵器の開発動向をインタビューしています。...
View ArticleDARPAが脳神経との直接通信を研究開始
neurotechnology(神経技術)とか言うそうですが・・・ 19日付C4ISRnetがDARPA(国防高等研究庁)の生態技術室を取材し、人間と装備品が手や音声などを介せず、脳神経の信号を直接装備品に伝えることで、意思疎通の迅速化を可能にし、戦いの推移が加速する将来の戦場で活用しようとする研究を紹介しています 「N3:Next-Generation Nonsurgical...
View Article米空軍の報道規制を参謀総長が説明
29日、米空軍参謀総長David Goldfein大将が記者団に対し、3月から米空軍が各部隊に指示しているメディア対応の再教育と、再教育終了までのメディア取材受け制限について説明し、最近連続した軍事情報漏洩につながる報道対応を反省し対処するためだと語りました。...
View Article西側が露の海底光ケーブル探査を警戒
80年代以来のロシアの動きを西側が警戒 31日付Fifthdomainは、世界の情報通信を担う海底光ケーブルの周辺で、ロシアの深海海洋調査局に所属する「Yantar」との調査船がここ数年怪しげな動きを見せていると警戒する西側諸国の様子を報じています。...
View Article米空軍研究所が提案する将来兵器
3月22日、米空軍研究所AFRLが「Air Force 2030 -- Call to Action」との約5分の映像を公開し、米空軍が将来ものにしたいと考える新装備や技術をアピールしています。...
View Article米空軍が意思決定迅速化に規則削減
有事に兵士が自身で判断する癖をつけるには、平素の業務からそうしておくべき 30日、米空軍協会主催の朝食会で講演したWilson空軍長官は、米空軍の業務効率化や意思決定の迅速化、更には将来戦に必要とされる前線兵士への権限の委譲と判断の適切化に向けた準備として、不要な規則の削減に就任以来精力的に取り組んでいると語りました...
View Articleアフガン軽攻撃機が初のレーザー誘導爆弾投下
能力構築支援の成功例を目指して 3月22日、米国を中心とするNATO諸国が支援して立ち上げたアフガニスタン軍(空軍)が保有するプロペラ攻撃機A-29が、アフガン人パイロットの操縦で初めてレーザー誘導爆弾を投下し、見事命中させました...
View ArticleF-35の維持費を1/3にしF-16並みに
さもなければ、1763機から約590機調達減か 3月29日、米空軍参謀総長David Goldfein大将が記者団との朝食会で、F-35の維持経費が高額であることに改めて強い懸念を示し、現在のF-35維持経費を1/3程度のF-16維持費レベルに 低下させなければならないと語りました...
View ArticleSNSへの規制が当局のOSINTに痛手を
6日付C4isnetが論考を掲載し、Facebookからの約5000万人分の個人データ流出事案や、2016年米大統領選におけるロシアのSNSを利用した介入などを受け、EUがSNSプラットフォームに蓄積されたアカウント関連情報の利用に5月から厳しい法規制を課すことを紹介し、この時代の変化は公的な治安機関の公開情報収集OSINT(Open Source...
View Article独仏中心に欧州連合で第6世代機開発へ
ベートーベンの重厚さと、ドビュッシーの優美さを兼ね備えた6世代機なるか? 5日、フランスのFlorence Parly国防相が仏独国防相会議が開催されたパリで仏メディアに対し、4月末に開催される「Berlin Air Show」で、仏独が中心となって次世代戦闘機開発を開始すると語りました。 2040年の運用を目指し、「Dassault Rafale」と「Eurofighter...
View Article戦略担当国防次官補にミサイル防衛伝導者を
3月28日、トランプ政権は国防省の重要ポストである戦力計画担当国防次官補に、声の大きいミサイル防衛推進派として知られる海兵隊大学の副学長であるJames Anderson氏を推薦すると発表しました。 折しも、6日に国防省報道官が「ミサイル防衛見直し」の...
View Article女性兵士にフィットした飛行服等に改良へ
3月29日、米空軍参謀総長David Goldfein大将が記者団との朝食会で講演し、従来あまり女性の体形等に配慮してデザインや採寸されていなかった飛行服や戦闘服などを見直していると語りました。 また同参謀総長の発言を紹介する記事は、米空軍が米陸軍が使用しているカモフラージュ柄の戦闘服を、早ければ今年6月から採用するかもしれないとも紹介しており、空軍内で正式発表を前に噂が広まっていると報じています...
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