バイデン大統領指示:4か月で対中国軍事態勢見直し
大統領として初のペンタゴン訪問で発表 取りまとめは元大統領副補佐官で現長官の中国担当補佐官 10日、バイデン大統領がハリス副大統領を伴って就任後初めてペンタゴンを訪問し、今後4か月以内に対中国軍事戦略のレビューを行うと発表しました 同レビューのとりまとめはEly...
View Article米空軍トップが春完成の電子戦戦略を語る
国防省電子戦戦略や同ロードマップと連携を図りつつ もはや電磁スペクトラム優勢確保は不可能な状態だと認め 湾岸戦争後、我々は電子戦分野で居眠り運転だったと吐露 1月27日、Brown米空軍参謀総長がオンライン講演し、昨年10月末に発表された国防省電子戦戦略(電磁スペクトラム戦略:Defense-wide electromagnetic spectrum...
View ArticleF-35のエンジンブレードと整備性問題発覚
稼働率低調の2大原因の一つ キャノピー問題は第2メーカー参入の5月まで辛抱か 12日付Defense-Newsが国防省筋の話として、F-35の稼働率低空飛行の当面の原因とされているF135エンジン問題について、エンジンブレード耐熱塗装の問題と、オーバーホール整備に想定以上の時間が必要となっている問題を取り上げ、国防省F-35計画室の対処方針を紹介しています...
View Articleコロナ下でもUAEで巨大兵器見本市
アブダビに1300企業が集結しアクチャルで 国交樹立のイスラエル企業含め5か国が初参加 2月21日から25日にかけ、UAEの首都アブダビで巨大兵器見本市(IDEX and NAVDEX)が実際に人や企業を集めて開催され、初参加5か国を含む世界各国から1300以上の企業が、自慢の武器兵器を展示アピールするようです。...
View Article米空軍が戦闘機世代構成と5世代マイナス機の検討開始
国防省を巻き込んで「態勢見直し」との横串を狙う 5世代と次世代と「5世代マイナス」の混合編成を検討 地域コマンドや空軍内の反対を覚悟の上 「今変わらなければ勝てない」との危機感を前面に 17日、Brown米空軍参謀総長が記者団に、戦闘機の世代構成(force mix)を「数か月間:a...
View Article中国空軍がY-20U空中給油機を量産開始か?
2020年末、4機の機影が西安の飛行場で 中国軍の弱点だった空中給油に国産機量産か 18日付Defense-Newsは、昨年12月30日に撮影された西安飛機工業(集団)公司が所在する西安閻良飛行場の衛星写真を紹介し、2018年に初飛行が報じられたY-20U空中給油機が4機確認できると報じ、3機が量産機ではないかと推測しています...
View Articleレアメタル中国依存脱却に米国企業への投資強化
1日、米国防省が米国内でレアアース(希土類:rare earth)の採掘精製に従事する企業との約30億円の契約発表を行い、レアアースの中国依存を脱却する一歩だとアピールしました。...
View Article中国政府が東北3省で産児制限撤廃へ
中国は1979年から「一人っ子政策」 2015年に慌てて「2人まで認める」に政策転換、しかし・・・ 19日付読売新聞電子版(20日付朝刊にも)は、若い世代の流出などで少子化が深刻で、働き手不足が深刻になりつつある東北3省(遼寧、吉林、黒竜江)に対し、中国政府が産児制限の撤廃を検討する方針を示したと報じています。...
View ArticleKC-46空中給油機を一部の任務に投入開始
KC-10やKC-135の負担軽減のため 軽易な国内任務や海外展開支援など ステルス機への給油は不許可 24日、Jacqueline Van Ovost米空軍輸送コマンド司令官が、空中給油操作システム不具合対策が2023年までかかるKC-46空中給油機に一部任務の遂行を可能とし、負担のかかっている老朽給油機(KC-10やKC-135)の負担軽減を図ると明らかにしました...
View Article正直者は馬鹿を見る?:米軍が引き続きメキシコ国境警備
国家安全保障省の任務を支援して19年 今や当たり前にみられてバイデン政権後も継続投入 2月25日付Military.com記事は、本来は20年前に誕生した国土安全保障省の任務でありながら、断続的に米軍が19年に渡り支援し、現在も3600名がメキシコ国境警備に展開している状況について、国土安全保障省が今後も最低5年は継続支援を要請し、国防省側が恒常的な支援状態は好ましくないとの姿勢だと報じています...
View Article太平洋軍が今年も追加要望事項レポートを
3月4日AEIのイベントで司令官自らプレゼン 米議会超党派が推進のPDI太平洋国防イニシアチブとスクラム ただ国防省は厳しい予算枠の中で動けるはずもなく...
View Article米空軍の戦闘機族ボスが謎の次世代制空機NGADを語る
機密度が高いゆえに予算確保が困難だと危機感 参謀総長の戦闘機混合分析検討をけん制か?? 2月26日、米空軍戦闘コマンド司令官、つまり「戦闘機族のボス」であるMark Kelly大将が記者団と懇談し、記者団からの関連質問もない中で突然自ら次期制空機NGAD(Next Generation Air Dominance)の予算確保への危機感を訴えました...
View Article台湾軍改革を阻む組織的抵抗勢力
蔡英文の多層的で非対称な軍を求める改革に抵抗 人も装備もコンセプトも改革を迫られているのに 2月に開催された米中経済安保評議会の公聴会で、米大学の専門家が台湾の軍事力について評価し、人的戦力の充足率、装備の維持整備状況、作戦コンセプト等、全ての点について問題を抱えており、蔡英文総統が掲げる改革案も、軍や国防省や軍人OBの組織的抵抗にあってなかなか進まないと現状を紹介したようです...
View ArticleストライクイーグルにJDAM運搬役を
ACE構想のため輸送機の代わりに完成弾JDAM輸送 現在の9発搭載から15発搭載の試験実施 2日付米空軍公式webサイトは、2月に米空軍の第85試験評価飛行隊で、従来はJDAMを最高9発しか搭載しないF-15Eストライクイーグルに15発搭載する試験を実施し、問題ないことが確認されたと発表しました。...
View Article下院軍事委員長がF-35を痛烈批判「どぶに金を捨てるのか」
米空軍による戦闘機構成検討「TacAir」の背景にある問題児 高止まり維持費、利益地元誘導政治家が絡み身動きできぬ苦悩 5日、Adam Smith下院軍事委員長(民主党)がブルッキングスで講演し、「どぶに金を捨てるようなF-35への投資を止めさせたい」などとF-35を厳しく批判し、「金食い虫のF-35に今後35年も頼らなくてよいような道を探るべき」と訴えました...
View Article米陸軍の前線電子戦部隊構想:2027年までに
前線レベルの部隊整備だけでは対中露には不十分だが 2027年までを目途に各旅団に専門小隊を 1月1日付C4ISRnetが、対テロに専念してきた過去20年間で「忘れられ、置き去りにされてきた」米陸軍の電子戦部隊整備について、担当大佐の語る将来構想を紹介しています...
View Articleトルコ戦車へのエンジン提供を韓国企業が
トルコへの制裁で世界の国が手を引く中 ドイツ製パーツに手を加えて制裁規定を逃れるとか 8日付Defense-Newsは、トルコの装甲車両製造企業BMC関係者が匿名でDefense-Newsに語った内容として、トルコが1990年代から取り組んできた「Altay 戦車」に、韓国企業がエンジンとトランスミッションを提供することになったと報じています 「Altay...
View Article