国防長官代理はボーイング関連決定できず
前ボーイング副社長のShanahan臨時長官は規則で・・・ 12月31日付Defense-Newsは、元旦からマティス前国防長官の臨時の後任として国防長官に就任したPatrick Shanahan前国防副長官について、前ボーイング副社長であった経歴から、ボーイング社の製品関する意思決定に関与することが法制上できないと紹介しています...
View ArticleF-35計画室長がブロックⅣとトルコを語る
マティス氏辞任とトランプ訪トルコ発表でトルコ関係に注目が集まる中ですが・・・ トルコ製造のF-35部品844種類に影響か 12月20日、米国防省F-35計画室長のMat Winter海軍中将が米空軍協会機関紙のインタビューに答え、「ソフト3F」の次の世代のF-35であるBlock...
View Article米空軍2019年の大きな選択4つ
27日付Defense-Newsが、2019年に米空軍が答えを用意しなければならない課題を4つ取り上げ、米空軍を取り巻く情勢を紹介しています 4つの問いとは、「F-15Xを購入するのか?」、「軽攻撃機の選定と調達規模は?」、「宇宙軍はどうなる、米空軍はどうする?」、「米空軍司令部は大きな組織改編をするのか?」の4つです その前提には、米国防省の予算がどうなるのか? つまり、750か、733か、700...
View Article米空軍初:ムスリム兵士にあごひげ許可
当該兵士は中東派遣を経てイスラム教に改宗 部隊内での嫌がらせを乗り越えたと米空軍が公表 11月20日付Military.comは、2014年に米国防省が示した新たな指針に基づき、米空軍初のケースとしてある軍曹が「あごひげ」を禁止する規則の免除を認められ、上官からの理解を得て、周囲からの心無い言葉や嫌がらせにめげずに頑張っているとの米空軍発表を紹介しています...
View Article脆弱性議論を吹っ飛ばせ!米空母映像4つ
新年の慌ただしさでお疲れの皆様に、お気楽映像記事です! 昨年5月から米国のスミソニアン協会が、その脆弱性議論により存在意義が問われている米空母を映像で紹介する試みを開始しました。 同協会の関連webサイトを開くと、米空軍部隊等の紹介映像などを既に公開しており、一連のシリーズであることが伺えます。...
View Article2020年度米国防費の枠が示されたようですが・・・
750か、730か、700か、複雑な前提条件付きか? 9日、新年から臨時の国防副長官に就任している前国防省会計監査官David Norquist氏は記者団に、昨年10月から様々な数字が乱れ飛んでいる2020年度国防予算(2019年10月からの予算)について、予算枠が示されたと語った模様です...
View Article不具合付きKC-46給油機受け入れ
不具合解消に3-4年は必要とか 1機当たり30億円は不具合解消後に支払いとか 10日、KC-46A空中給油機の初号機が米空軍に引き渡され、カンサス州McConnell空軍基地に到着しました。当初計画では2016年初めに初号機が引き渡され、最初の18機納入が2017年末の予定でしたが、様々なトラブル発生の末に2年遅れとなり、18機目納入は2019年末になる見込みだそうです...
View ArticleAIの革新は昆虫に学べ!
わずか数百の神経細胞しかないのに昆虫は・・・ 4日、米国防省国防省高等研究庁DARPAが、「Microscale Bio-Mimetic Robust Artificial Intelligence Networks」と命名された「ハイリスクながら、ハイリターンが期待できる」プロジェクトを行うと発表し、投資額を明示して挑戦者の募集を開始すると明らかにしました...
View Article米空軍2トップ寄稿:北極圏と米空軍
米空軍最初の大規模空輸と空爆作戦は北極圏だった 9日付Defense-Newsに、Wilson空軍長官とGoldfein空軍参謀総長が「Air power and the Arctic: The importance of projecting strength in the north」とのタイトルで寄稿し、北極圏での米空軍の活動の重要性を訴えています。...
View ArticleDIAが初の公開版中国軍事力分析
中国軍人が自信をつけてきていることが最も心配 Shanahan臨時長官が “China, China, China.”と連呼 15日、DIA(Defense Intelligence...
View Articleやっとミサイル防衛見直しMDRを発表&トランプ演説
米国が破産しないように祈るばかり・・ 17日、トランプ大統領は国防省で、MDRは今後5~10年間のMDシステムの指針を示したミサイル防衛見直しについて演説し、米国のBMD努力に依存している同盟国等に負担を求めていく考えを再び強調しました...
View ArticleMDRが要求:F-35でICBM迎撃の可能性検討
なぜか国防省開発担当次官は自信ありげで・・・ 多くの専門家がその実現可能性に疑問符・・ 日本は巻き込まれないように要注意 17日に米政府が発表したミサイル防衛見直し(MDR)が、米空軍とミサイル防衛庁(MDA)に対し、6か月以内にミサイル防衛にF-35を如何に組み込むかについて報告するよう求めている件に関し、米軍事メディアが、Mike Griffin開発担当次官と専門家の意見を紹介しています...
View Articleゆったり慎重検討して星国もF-35購入か
まず少数機を購入して本格購入可否を分析とか 18日、シンガポールの国防長官が声明を発表し、同空軍が保有する約60機のF-16の後継として、技術的評価の結果F-35が最も適しているとの結論に至ったと明らかにしました。...
View Article零細脆弱な軍事産業に米政府が投資へ
まず弾薬関連メーカーを対象に 化学物質で中国企業依存も深刻化 15日、米大統領の通商産業担当補佐官のPeter Navarro氏が独占インタビューに答え、大統領が命じて昨年10月に調査が行われた軍需産業の苦境を調べた「defense-industrial base...
View Article米陸軍が射程1000nmの「砲」開発へ
昨年9月に担当将軍がちらりと言及 今度は陸軍長官が優先目標だとちらり発言 24日、Mark Esper陸軍長官がペンタゴンで記者団と懇談し、射程1000nm(1864㎞)の「大砲:artillery cannon」の開発に取り組んでいることに改めて言及しました。 この1000nm大砲については、米陸軍内に新たに編成された「Army Futures Command」のJohn...
View Article整備員からサイバーに職種転換した兵士が大活躍
米空軍が職種転換でサイバー要員養成を検討 整備員出身者がサイバークラスで他を圧倒 17日、米空軍の州空軍幹部がペンタゴンで記者団に対し、輸送機の機種更新に伴い余剰人員となった整備員の一部をサイバー分野に職種転換させたところ、サイバーコマンドから「こんな人材がほしかった!」と言われるほどの優秀なサイバー部隊員になっていると語りました...
View Article今後10年間の核兵器関連予算見積が23%増
毎年5.5兆円(日本の防衛費と同レベル)が必要との見積 2年ごとの見積も、毎回15-20%上昇 24日、米議会予算室(CBO:Congressional Budget Office)が、今後10年間(2019–2028年)に米国核戦力の維持&近代化に必要な経費を見積もって公表しました。この見積もりは隔年で行われているもので、2015年と2017年にも公開されています。...
View Article中国の空母キラーDF-26発射映像公開も・・・
米海軍が今年初の航海の自由作戦開始日にぶつけ でも依然として移動目標攻撃能力を証明には・・・ 1月24日、中国のTY局(中国中央電視台)が「米空母キラー」とか「グアムキラー」と呼ばれる中距離弾道ミサイルDF-26の発射訓練映像を放送し、今年初めての「航行の自由作戦」で米海軍がイージス艦(USS McCampbell)が台湾海峡を通過したタイミングにぶつけてきました...
View Article不穏:一般教書演説で海外撤兵をより鮮明に!?
日本時間6日水曜日午前11時から 「シリアとアフガンのでたらめを引き継いだ」と嘆いた大統領 「these wars must finally end」の続きを語るのか? 日本時間6日水曜日午前11時から、トランプ大統領が約1週間遅れでやっと調整がついた米国大統領の一般教書演説(State of the Union address)を行います。...
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