中国の莫大なICBMサイロ増設を数年目から察知
退役間近の米統合参謀副議長がBrookingsで語る 米露は核弾頭数1550発上限も、中国には制約なし 米国は400サイロに最短15年必要も、中国はあっという間に 13日、Hyten米統合参謀副議長がBrookings主催のWebイベントに登場し、おなじみMichael O’Hanlon研究員との対談形式で、目覚ましい速度で軍備増強を続けている中国の状況や米軍に必要な施策について語りました。...
View Article米議会がレーザー兵器開発に懸念で調査要求へ
大手Northrop Gの陸軍計画からの撤退を受け 50KWレベルの開発で火災事故連発 22年までに300KW、24年までに500KWを目指すも 2日付Defense-Newsは、下院軍事委員会が2022年度国防予算関連法案に、レーザー兵器開発の重要サブシステムとなる出力&熱管理システム等の開発技術基盤について、2022年6月までに報告するよう国防省に命ずる案を作成したと報じています。...
View Article空軍長官:B-21爆撃機を現在5機製造中
今年1月時点では2機だったのに 決して楽観してはいないが、ここまでは順調 20日、Kendall空軍長官が米空軍協会の航空宇宙サイバー会議で講演し、今年1月に2機目の試験機製造開始が伝えられていた極秘プロジェクト次期爆撃機B-21について、「5機の試験機が現在製造されている」と語り、慎重な姿勢を見せつつも順調な開発状況を示唆しました 2016年2月に担当企業がB-2製造経験があるNorthrop...
View Article米国防省が小型衛星核推進装置を求め企業募集
より小型化が進む衛星に搭載可能な核推進装置 9月23日まで企業提案募集し、3-5年でデモ装置開発へ 核熱推進やドッキング延命衛星など革新的新技術と並行し推進 9日、米国防省は衛星に搭載可能な新たな核エネルギー推進装置開発の提案を求める募集を開始し、3-5年間でデモ装置開発可能な企業がないか23日まで募集すると発表しました。...
View Article米空軍が艦艇攻撃用にJDAM改良中
対地攻撃用JDAMは艦艇攻撃に適していない教訓 レーザー誘導ではなくGPS誘導で 艦艇の水中部分を含む攻撃目指す 12日付Military.comは、米海軍研究所が中心となって8月26日に行われた2000ポンドGPS誘導JDAM(GBU-31)の艦艇攻撃用改修試験を取材し、その狙いや改修方向について取り上げています...
View Article米空軍の極超音速兵器基礎試験が3回目で成功
昨年末試験の予定が遅れ、4月と7月の失敗を経て HACMにつながるHAWC試験です 北朝鮮より1週間はテストが早いです 9月27日付米空軍協会web記事は、米空軍とDARPAが共同で進めている空中発射型極超音速兵器の試験機(HAWC:Hypersonic Air-breathing Weapon Concept...
View Article中国版EA-18Gが中国航空ショーに地上展示
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View Article米空軍宇宙軍兵士はワクチン接種期限に間に合うか?
11月2日までに2回接種後2週間経過が必要も 兵士の約6%は期限に間に合わず罰則対象か? 8月25日にAustin国防長官が全米軍兵士へのコロナワクチン接種を速やかに実施するよう各軍種トップに命じたことを受け、各軍種毎に接種期限を設けて全兵士への接種を全力で進めていますが、最も早い11月2日に期限を設定した空軍省隷下の米空軍と宇宙軍正規兵の状況に注目が集まっています...
View Articleつなぎ給油機KC-YにロッキードがLMXTで名乗り
KC-46と争ったA330ベースMRTTの発展型LMXT 13か国で約50機が運用中のMRTTに自動給油装置加え ボーイングはKC-46でKC-Yに参戦予定でバトル再び 9月17日、ロッキード社は米空軍が選定を開始した「つなぎ空中給油機KC-Y」に、現在英豪など13か国で運用中のA330ベースのMRTT給油機を発展させたLMXT(Lockheed Martin “Next”...
View Article中国が年内に新型空母艦載機披露へ
中国軍企業AVICと中国空軍が時同じくして発表 武漢で姿が確認されているJ-31改造版か 9月29日付Defense-Newsは、中国海軍幹部がZhuhai航空ショーでの記者会見で、今年中に新型の空母艦載機を披露すると明らかにし、同じタイミングで中国航空産業AVIC(Aviation Industry Corporation of...
View ArticleF-35への戦術核搭載へ第一歩:投下試験終了
設計承認後は作戦運用態勢承認のため配備基地の態勢整備へ 核搭載改修するF-35の配備先は不明 遠くない将来に配備先等も明らかになるとか 4日、米空軍戦闘コマンドACCが、F-35への戦術核爆弾(B61-12)搭載承認への第一歩として、2機のF-35がネバダ州の試験演習場で、模擬戦術核爆弾の投下試験に成功したと認めました。 この模擬弾の投下試験は、戦術核搭載承認の第1段階である「nuclear...
View Article今年2回目の無人機対処兵器の実地評価テスト
多様な提案をジャンル別に年2回ペースで統合オフィスが評価 4月は副次的被害が少ない兵器を空軍主導で評価 今回は陸軍中心に個人携帯のオプション評価 9月24日付Defense-Newsは、無人機対処兵器選定のため、米軍JCO(統合小型無人機対処システム室:Joint Counter-Small Unmanned Aircraft Systems...
View Article米国防省が気候変動対処プランCAPを発表
CO2削減計画でなく、気候変動下でも作戦能力を維持するための対処指針 1月28日付のバイデン大統領令を受けた全省庁取り組みの一環 7日Austion国防長官が、バイデン大統領による大統領令を受けた米国政府全体の取り組みの一環として、国防省の気候変動対処プランをまとめたCAP(Climate Adaptation Plan)を公開し、国防省の取り組む姿勢を国防長官声明として発表しました...
View Article空自操縦者の米国での墜落死亡事故調査報告
米軍教官同乗で空自訓練生が2月に墜落事故死 訓練生のスロットル操作ミスを教官が修正できず ご冥福を祈りつつ、操縦の難しさを考えます 10月7日、米空軍が2月19日にアラバマ州モンゴメリー地方空港近傍で発生したT-38練習機の墜落事項に関する調査報告書(8月6日付)を、Web上で公開しました。...
View Article対中国作戦にC-130用水上着陸フロート開発へ
まずは特殊作戦用MC-130Jへの装着 2022年度末までには初飛行試験へ 9月20日、Jim Slife米空軍特殊作戦軍司令官が記者団に、対中国作戦時の残存性が懸念されている脆弱な西太平洋地域の陸上飛行場への依存度を下げるため、C-130輸送機が水上に着水できるような、取り外し可能な着水用フロート(正確にはpontoons)の設計開発に着手していると語りました...
View Article欧州で初の米空軍F-35部隊設立
施設工事遅延で1年遅れも英国で 12月から機体受け入れ、最終的には2個飛行隊へ 1日、英国のLakenheath英空軍基地で、米空軍初の欧州F-35飛行隊となる第495飛行隊が約30年ぶりに再立ち上げされ、飛行隊長が12月から機体受け入れを開始すると明らかにしました...
View Article中国軍ステルス機数が2025年までに米軍越え!?
中国関係者がステルス機増産を示唆し 3月の米太平洋軍が2025年までに・・・の見積りとか!? 8日付米空軍協会web記事は、中国関係者や上院軍事委員会での委員の発言等から、2025年までに中国軍のステルス機保有数が米軍(米空軍?)の数を上回る可能性があると報じています。...
View Article米陸軍の極超音速兵器部隊が実ミサイル以外を受領
本格開始の発射試験準備と並行して部隊づくり 早速VRトレーニングで部隊運用準則TTP準備へ 2023年中の部隊配備を目指し懸命の努力 7日付及び12日付Defense-Newsが、米陸軍が進める極超音速兵器(LRHW:Long-Range Hypersonic Weapon:通称「Dark...
View Article米国防省の兵器輸出責任者が怒りの辞任
バイデン政権の「人道主義」で輸出手続き停滞 中東に中国が無人機猛烈輸出の中で米はお手上げ状態 トランプ合意のUAEへのF-35やサウジへの精密誘導兵器輸出も 13日、米国防省で武器輸出を取り仕切るDSCA(Defense Security Cooperation Agency)トップのHeidi...
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