ロシアTU-160爆撃機が南アフリカ展開へ
アフリカ大陸への関与拡大の一環として ソチでの初のRussia-Africaサミット開催に合わせるように 21日、南アフリカ国防省がロシア軍戦略長距離爆撃機や大型輸送機を同国に招待したと発表し、22日にもTu-160 Blackjack戦略爆撃機2機がヨハネスブルグ北約60kmの「Waterkloof」空軍基地に到着するようです...
View ArticleF-35の能力確認試験は更に13ヶ月以上延長へ
本格フル生産も更に延期へ この状態にもロッキードは能天気なコメント 18日、Ellen Lord米国防省調達兵站担当次官が記者会見を行い、2019年末までに終了する計画だったF-35の初度運用評価試験IOT&E(initial operational test and...
View Article国防次官がミサイル2000発と空母1隻の有効性比較
考えれば考えるほど西太平洋では中国優位 ただ国防次官が問題提起で議論活発化か? 14日付Defense-Newsは、9月にMichael Griffin研究開発担当国防次官が講演で、「中国指導者にとって、米空母1隻と通常ミサイル2000発は、どちらが脅威だろうか?」と聴衆に問いかけて空母の脆弱性問題を提起したことを紹介し、古くて新しい議論を様々な角度から取り上げています...
View Article米空軍が72年ぶりの昇任審査制度変更へ
全職域まとめて評価から6つの区分別に評価へ 2020年3月の中佐昇任者選抜から適用へ 21日付各種軍事メディアは、米空軍が72年ぶりに昇任審査制度を見直し、2020年3月の中佐昇任者選抜から、全職域まとめて評価から6つの区分別に評価する方式に変更すると報じました...
View Article米空軍が軽攻撃機2機種を試験購入公式発表
戦闘コマンドと特殊作戦コマンドが1機種づつ 2-3機づつ、2020年初頭には契約完了 25日、米空軍が2年以上検討を続けているプロペラ軽攻撃機について、飛行デモ試験などを行ってきた4機種から2機種(A-29 Super Tucano とAT-6 Wolverines)を2-3機づつ購入する契約を2020年までには結ぶと発表しました...
View ArticleIS指導者殺害に最も貢献したのは特殊作戦犬
米軍は名前写真を秘匿意図も大統領が写真公開 ベルギー・マリオン種の犬 同作戦の米軍側で唯一の負傷メンバーも既に回復 28日付Military.comは、IS指導者のバクダティー容疑者を自爆に追い込んだ作戦に関し、「驚くべき大きな仕事をした」米軍特殊部隊所属の「犬」の写真をトランプ大統領が公開したと伝え、名前は非公表との特殊作戦犬の写真を掲載しています トランプ大統領がBelgian...
View Article米陸軍ヘリは無人化でなく自動化推進の方向か!?
ヘリ操縦者をなくす方向ではなく 自動操縦部分を拡大し操縦者負担軽減方向 10日付military.comは、ヘリコプターの自動化システム開発を担当するシコルスキー自動化部長にインタビューし、米陸軍の主力ヘリであるUH-60 Black Hawkの原型となるS-70における無人化や自動化への取り組みついての同部長の話を紹介しています...
View Article新戦略軍司令官がnon-kinetic兵器の統制に言及
Non-kineticとはサイバーや宇宙やEW戦 特に電子戦の統合レベルでの統制に言及 また5G普及に伴う周波数不足への懸念表明 24日、新戦略コマンド司令官候補であるChas...
View Article刺激少ないISRアセット輸出で同盟強化を
台湾への近代化F-16である「V型」輸出は刺激が強いが・・・ 7月19日付Defense-News記事は、6月に米国防省が発表した「Indo-Pacific Strategy...
View Article衛星で目標情報をリアルタイムに地上部隊へ
衛星はMDや宇宙SAのためだけではない リアルタイムでの地上目標情報も第3の焦点 10月25日付C4INetは、同16日に開催された米陸軍協会総会での宇宙開発庁Derek Tournear長官らの発言を踏まえ、衛星のセンサー能力を一般に強調されるミサイル防衛MDや宇宙状況把握SSAだけでなく、地上目標のリアルタイム状況把握に活用して地上部隊に提供しようとする取り組みについて紹介しています...
View ArticleロシアのトルコへのSU-35戦闘機売込は大詰め!?
2個飛行隊分、48機程度購入か? 100機購入予定だったF-35の残りの穴埋めは国産開発で? 28日付Defense-Newsはトルコ情報筋の話として、プーチン大統領がトルコ大統領に直接売り込んでいた最新型第4世代機SU-35に関し、2個飛行隊分約48機の購入交渉が「かなり成熟」「かなり進んだ段階」「契約は遠くないように見える」と報じました...
View Article巡航ミサイルから米本土を守るため3つの提言
具体策というより取り組み方についての提言 シンクタンクFDD(Foundation for Defense of Democracies) 29日、シンクタンクFDD(Foundation for Defense of...
View Article米国防省のAI開発に規範と倫理を
強制力がない審議会の提言ですが 既にAI倫理監査官を採用済みとか・・ 10月31日、米国政府の国防革新評議会(Defense Innovation Board)が国防省におけるAI開発や使用における「5つの原則:Principles」をまとめて国防省に検討するよう提言しました。 日進月歩で進むAI開発ですが、ここ最近、米国防省や情報関連機関でAIシステム開発や使用に関する倫理規範(AI...
View Article米空軍資源再配分の最重要分野は「つながる」投資
2021年からの5か年計画で4分野に3.3兆円を再配分 4分野で最重要は統合レベルでの「Connect」 「切りしろ」には言及なく、ちょっとモヤモヤですが...
View Article米軍のエネルギー兵器が続々成熟中
あまり具体的ではありませんが 無人機の群れ撃退の「PHASER system」以外にも 29日付米空軍協会web記事は、軍民様々な関係者への取材を基に、「レーザーや高出力マイクロ波など用いたエネルギー兵器が過去5年間程度で大きく成熟した」と報じ、例えば米空軍は5つのプロトタイプ試験に成功し、その内少なくとも2つを海外の前線に展開させて実戦的試験や確認を行う方向だと報じています...
View Article米空軍は弾薬庫航空機を継続検討中
国防省SCOで2016年ころから検討中 B-52が有力候補も、B-1やC-17の声も 運用構想の詰めが必要な気がしますが 4日付米空軍協会web記事は、2016年に当時のカーター国防長官等が打ち出した「弾薬庫航空機:arsenal plane」についての検討が、米空軍内の「Global Strike Command」内で引き続き行われており、同コマンド司令官が「a little bit of...
View ArticleCSISが3つの米空軍将来体制研究の無人機活用に苦言
米議会委託のマイター、CSBA、米空軍の分析に対し (米空軍に付度して)無人機活用提言が不十分と 29日、CSISのTodd Harrison上級研究員(前CSBA研究員)が、米議会の委託を受け「米空軍の将来体制」を検討した3つの機関(マイター、CSBA、米空軍)の無人機活用に関する提言部分に苦言を呈し、安価で稼働率が高い無人機活用への姿勢が不十分だと主張しました...
View Article米空軍F-35部隊が初派遣の中東から帰還
約6か月間のUAEへの派遣 派遣機数や人員規模は非公開 初の実戦は4月30日のIS攻撃 4日付米空軍協会web記事によれば、米空軍F-35として初めて作戦地域に派遣され実任務も遂行したF-35派遣部隊が、11月1日、派遣先UAEのAl Dhafra基地から母基地のユタ州Hill空軍基地に帰還し、部隊や家族の熱い歓迎を受けました...
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