さぁ、今年はマティス国防長官が中身のある講演をするか?
気力があれば、追記していきます・・・
くそ野党が、小野寺防衛大臣の本会議への出席を阻止しようとしているとか・・・国賊ですね!!!
6月1日夕刻から3日午後まで、今年も恒例の第17回アジア安全保障会議(2017年シャングリラダイアログ:Shangri-La Dialogue)が、シンガポールのシャングリラホテルで開催されます。
会議の開始は1日(金)の夕食会からで、基調講演をインド首相が行いますが、1日(金)は昼頃から、各国大臣クラスによる「バイ会談」が複数セットされるのが通例です。
特に近年は、日米韓の3か国国防省会同が開催されることが通例で、北朝鮮対応のすり合わせが期待されます
同会議は、英国の民間研究機関IISSが主催する非公式の会議ですが、アジア太平洋のほぼ全てと、欧州主要国の国防大臣が一堂に会する点で、「アジア最大の安全保障イベント」と考えられています。
国家間の公式行事ではないある種の気軽さと、文民高官から軍人トップクラスが一堂に会すことから、また各講演やパネル討議の後に、一般参加者から質問を受けることから、米国防長官に中国軍人が辛辣な質問を浴びせたり、といった場面も見られます
日本はここ最近防衛大臣が参加しており、2016年は安倍首相が基調講演を行って中国に対する毅然とした態度でアジア諸国から高く評価されました。
警備上の配慮か、各国の参加者は直前まで明らかにされませんが、マティス国防長官が2日(土)の朝8時30分から1時間、実質討議のトップバッターを務めることは発表されています。
最近の中国代表は、海外担当の中国軍副参謀総長(大将)が多いのですが、昨年2017年は南シナ海埋め立ての件で矢面に立たされることが明白であったためか、軍事科学大学の副学長(中将)にレベルダウンしました
シャングリラ会同のアジェンダ
→https://www.iiss.org/en/events/shangri-la-dialogue/agenda
(各国の登壇者名がアップされました。上記予想通り)
メインイベントはマティス長官の講演と質疑ですが、昨年は冒頭に「今回は地域の声に耳を傾けに来た」と実質的にトランプ政権のアジア政策について何も語らず、大いに落胆させられましたが、今年は北朝鮮問題のほか、RIMPACに中国を招待しないと宣言するなど、触れざるを得ない話題があり、対応が注目されます
ついに中国が南シナ海の人口島の埋め立て工事を完了し、今は情報収集センサー、防空及び対艦ミサイル、航空機格納庫、燃料タンク、弾薬庫などなどの施設を着実に整備しつつあり、先日は西沙諸島Woody島に大型爆撃機H-6Kが離発着する映像を公開するなど、やりたい放題状態にある中、北朝鮮だけでなく対中国の姿勢が大いに注目されます
「RIMPACに中国招待せず」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2018-05-24
「西沙諸島でH-6Kが」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2018-05-19-1
「南シナ海埋め立て完了」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-12-17
マティス長官講演の次の9時半から11時までのセッション、「北朝鮮情勢の緊張緩和」への出席者も注目されます。韓国国防相や中国代表も想定できますし、北朝鮮の立場を誰が語るのかも注目です。
2日(土)の午後からは、複数のセッションが同時進行で進められ、昨年は日本の外務事務次官や統合幕僚幹部の統幕副長などもパネリストとして登壇しています。
スポンサー企業は8社体制に
●スポンサー企業は、2014年の10社から中華系のメディア資本2社(鳳凰網とフェニックスTV)が撤退し、2015年には8社に。
●2016年は米空軍の次期爆撃機を受注して活き上がる「Northrop Grumman」が加わり9社体制に
●しかし2017年は、「Northrop Grumman」と継続してスポンサーだった「三菱商事」が撤退して7社体制に。結果として、日本からは「朝日新聞社」だけがスポンサーに
●2018年は、新たに「Booz/Allen/Hamilton」がスポンサーに加わり、8社体制に
IISSの関連webサイト
→https://www.iiss.org/en/events/shangri-la-dialogue
シャングリラ会合の過去記事
「2017年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-06-01-3
「2016年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-05-30
「2015年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-05-28
「2014年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-05-27
「2013年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-05-31
「2012年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-05-25
「2011年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-06-01
「2010年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-05
気力があれば、追記していきます・・・
くそ野党が、小野寺防衛大臣の本会議への出席を阻止しようとしているとか・・・国賊ですね!!!
6月1日夕刻から3日午後まで、今年も恒例の第17回アジア安全保障会議(2017年シャングリラダイアログ:Shangri-La Dialogue)が、シンガポールのシャングリラホテルで開催されます。
会議の開始は1日(金)の夕食会からで、基調講演をインド首相が行いますが、1日(金)は昼頃から、各国大臣クラスによる「バイ会談」が複数セットされるのが通例です。
特に近年は、日米韓の3か国国防省会同が開催されることが通例で、北朝鮮対応のすり合わせが期待されます
同会議は、英国の民間研究機関IISSが主催する非公式の会議ですが、アジア太平洋のほぼ全てと、欧州主要国の国防大臣が一堂に会する点で、「アジア最大の安全保障イベント」と考えられています。
国家間の公式行事ではないある種の気軽さと、文民高官から軍人トップクラスが一堂に会すことから、また各講演やパネル討議の後に、一般参加者から質問を受けることから、米国防長官に中国軍人が辛辣な質問を浴びせたり、といった場面も見られます
日本はここ最近防衛大臣が参加しており、2016年は安倍首相が基調講演を行って中国に対する毅然とした態度でアジア諸国から高く評価されました。
警備上の配慮か、各国の参加者は直前まで明らかにされませんが、マティス国防長官が2日(土)の朝8時30分から1時間、実質討議のトップバッターを務めることは発表されています。
最近の中国代表は、海外担当の中国軍副参謀総長(大将)が多いのですが、昨年2017年は南シナ海埋め立ての件で矢面に立たされることが明白であったためか、軍事科学大学の副学長(中将)にレベルダウンしました
シャングリラ会同のアジェンダ
→https://www.iiss.org/en/events/shangri-la-dialogue/agenda
(各国の登壇者名がアップされました。上記予想通り)
メインイベントはマティス長官の講演と質疑ですが、昨年は冒頭に「今回は地域の声に耳を傾けに来た」と実質的にトランプ政権のアジア政策について何も語らず、大いに落胆させられましたが、今年は北朝鮮問題のほか、RIMPACに中国を招待しないと宣言するなど、触れざるを得ない話題があり、対応が注目されます
ついに中国が南シナ海の人口島の埋め立て工事を完了し、今は情報収集センサー、防空及び対艦ミサイル、航空機格納庫、燃料タンク、弾薬庫などなどの施設を着実に整備しつつあり、先日は西沙諸島Woody島に大型爆撃機H-6Kが離発着する映像を公開するなど、やりたい放題状態にある中、北朝鮮だけでなく対中国の姿勢が大いに注目されます
「RIMPACに中国招待せず」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2018-05-24
「西沙諸島でH-6Kが」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2018-05-19-1
「南シナ海埋め立て完了」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-12-17
マティス長官講演の次の9時半から11時までのセッション、「北朝鮮情勢の緊張緩和」への出席者も注目されます。韓国国防相や中国代表も想定できますし、北朝鮮の立場を誰が語るのかも注目です。
2日(土)の午後からは、複数のセッションが同時進行で進められ、昨年は日本の外務事務次官や統合幕僚幹部の統幕副長などもパネリストとして登壇しています。
スポンサー企業は8社体制に
●スポンサー企業は、2014年の10社から中華系のメディア資本2社(鳳凰網とフェニックスTV)が撤退し、2015年には8社に。
●2016年は米空軍の次期爆撃機を受注して活き上がる「Northrop Grumman」が加わり9社体制に
●しかし2017年は、「Northrop Grumman」と継続してスポンサーだった「三菱商事」が撤退して7社体制に。結果として、日本からは「朝日新聞社」だけがスポンサーに
●2018年は、新たに「Booz/Allen/Hamilton」がスポンサーに加わり、8社体制に
IISSの関連webサイト
→https://www.iiss.org/en/events/shangri-la-dialogue
シャングリラ会合の過去記事
「2017年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-06-01-3
「2016年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-05-30
「2015年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-05-28
「2014年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-05-27
「2013年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-05-31
「2012年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-05-25
「2011年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-06-01
「2010年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-05